●ドルボードグランプリおよびプリズラン
サブキャラまでやるのは辛すぎて、メインキャラだけ必要な報酬を引き換えて終了。
最近のミニゲーム、アイテム引き換えポイントがインフレーションをおこしていて、たっぷりポイントを渡さないとユニークアイテムを引き渡してくれないのは、まあ、いいたかないけど「オートマッチングしなくなる」事態をおそれているのでしょうね。
簡単にユニークアイテムを渡してしまうと、それっきりプレイしなくなる人が続出してオートマッチングに支障をきたすから、たくさんプレイしないと渡さない仕様にしている。
なぜ、それっきりプレイしなくなるかというと、プレイ体験じたいがきついから……。
(ゲームじたいが面白いためオートマッチングが枯れないトラシュカは、あっさりユニークアイテムを渡してくれる)
なので、あまりおもしろくないミニゲームほどきつい周回を強いられるという悪循環が生じていて、よくない傾向ですねぇ。
この問題に解決策はないので、なんともならないと思います。たぶん問題の根本は、ドラクエ10のキャラ移動の挙動がそもそも快感的ではないことで、ミニゲームのいまいちさは全部そこから生じているような気がする。
●プリズランはこうなればいいのか?
プリズランはフィールドが広すぎ、猫とネズミが接敵する機会が少なすぎる。
フィールドを狭めて、キャラの速度をアップして、接敵機会を増やし、そのかわり、ネズミに猫の攻撃を「はじく」アクションを与えてみてはどうだろう。
たとえばだけど、猫もネズミも剣をもっていて、それがぶつかりあって「キイン!」と音がする、みたいなイメージ。
双方とも、「切る」や「はじく」に回数制限があって、回数切れしたほうが負けみたいな感じにする。鬼ごっこ+チャンバラ、みたいな方向に振って、対戦相手とのコンタクトを増やす。
ラスト1分くらいで「ゴール」が出現し、そこに飛び込めばネズミの勝ち、阻止すれば猫の勝ちみたいな感じにしてもいい。
ただこれ、書いてみて思ったけど、たぶんタイミング処理などの関係で実現が困難。
●バージョン6をやった(バレ注意)
先が気になるという点では良かった。
でも一つ問題を指摘するとすれば、「私たち主人公の側に、天使の試練をパスしたいという動機がない」ので、「まあどっちでもいいですけど」という気持ちでイベントを通過してしまったなぁ。
「この試練に何が何でもパスしないと、自分や、大事な友達が、すごく困ったことになる」みたいな状況を与えればいいのにとは思ったな。
●葉っぱしずく問題に付帯して
ドラクエ10のブログ文壇が充実していることの弊害として、
「プレイヤーに不満がたまっているとき、その不満に反論するようなことをブログ側は書くことができない」
という問題がけっこう重いなあと思ったよ。
つまりは、「葉っぱしずくのナーフはゲーム全体や将来のことを考えたら必要な措置だよね」というようなことを、思っていたとしても、それを書いたら読者が離れてしまうので言えない。
「葉っぱしずくのナーフは大問題だと思います。撤回してほしいですよね」と書けば、ブログ的にはデメリットが一切ない。
まあはっきりいうと、おてうさんやホイミソさんは(豆腐屋さんも)、「ゲーム全体をみたときこれはやむをえない措置かもね」と考えるだけの知性は絶対備えていると私は考えるのだけど、そうはおっしゃらない。その結果エコーチェンバーが発生して「葉っぱしずくのナーフは誰一人賛成していない」みたいな空気が濃くなるみたいなことがあると思ったのでした。