リップルの冒険日誌

　
　おくさま〜！　おくさま〜！

　もー、どこ行ったのかしら・・

　まったくあの方ときたら、帰ってきたらゲームばっかしてるし、すぐに異世界に行っちゃうし・・こっちの身にもなってほしいものだわ。


　あら！いけない。つい悪いクセが出ちゃったわ

　

　おくさま〜！　　おくさま〜！

　ほんともう、一体どこへ・・

　（カタッ）

　あら、おくさま！　こんなところに・・・


（ブラン・・ブラン・・）


　 キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

（ﾃﾞｰﾝﾃﾞｰﾝﾃﾞｰｰｰｰｰｰﾝ!!↓ 　ﾃﾞｰﾝﾃﾞｰﾝﾃﾞｰｰｰｰｰｰｰｰｰﾝ!!↑）



　これぞ世に言う、マイタウンが２億Ｇから１億５０００万Ｇへと値下げせざるを得なくなった事態を引き起こした災厄・・


『サスペンスベッド吊り殺人事件』である。