今日も私はいつものように何気ない日々をお送りしていました。
一応、今日の星占いは25位というこれまでになく最悪な結果を目の当たりにしてしまい落ち込んでいた。(自慢じゃないけど昨日は3位w)
「オギャア!オギャア!」
外からほぼ怒声に近いうめき声…じゃない産声が聞こえる。
「私が見てきます」
知らない同居人にそう告げられ、ここは彼女に任すことにした。
「はぁーい」
そこで彼女が見たのは
…?
一回ドアを閉めてもらいたかった。
何も見てないことにしたかった。
…
あれはプクリポの稚児…?いやいやいや…
無理あるだろどう考えても…
え?
おれはアイツに聞きたい。
それでいけると思ってます????
いやでも逆にか。
逆に家入れる?
いく?
どどどうする??
いってしまうか。
正直、やばかったら捨てよう。
前の人もそうしたはずさ。
まあだからコイツは回覧板みたいなもんさ。
そう思えば楽になれた。
それからしばらくたったある日。
やっぱ捨てよかなと思った。
やはりゴツい!
…あと近所からの視線が本当にやばい。
こんなヤベぇ回覧板久しぶりだなぁ!?
いやてかそもそもやばい回覧板て何???
今私の中で天秤にかかってるのは、
1.近所からの視線がきついまましばらく過ごす
2.コイツを捨てて近所から「ヤバい奴を捨てた人」と思われる
どうするか悩んだ。
この悩んでいる間に事件は起きた。
あー、捨てよう。
もうだめだ。
親御さんに何て言えばいい??
スフィンクスごっこ????
妖怪子供さらい????
大怪獣膝裏ドラゴン???
もももももういいとりあえず…
捨てる。
だがどうすればいいのか。
どう捨てるかだな。
ある程度育ててしまったから家に帰ってきてしまう。
…
…
…
は!?
私は彼に「君ならどんな恥ずかしいことにでも耐えることのできる鉄のハートがある。その力を世界に見せつけてやれ」と伝えた。
しばらくすると彼はとんでもない格好をして帰ってきた。
…グフッ
まあいい。
少し警察の仕事が増えるだけさ。