本日は当家のコンシェルジュについてです。
日誌と言えば碌な事を書かない私です。
我が家にプライベートコンシェルジュのレグルス君がやってきて早数カ月。
プラコンセットの画像のプクリポの可愛さに負けて、パックで買い与えました。
衣服の皺は執事の恥、浅黒い肌に涼しげな目元のレグルス(人間・子供・男)はどんなアクションを見せてくれるでしょうか。
うん!なんだか滑稽ですね!
本当は同じエルフか、可愛いプクリポを雇いたかったけど、ビジュアル的にピンときたのがこの子だけだったんだよなー、とか。
可愛い姿を拝むために、今からでも好みのプクを探そうかしら・・・とか。
一瞬でも思ったことは、当然彼には秘密です。
そして箪笥の肥やしである口調の書も全部あげてみましょう。
あげたからには試さずにはいられない。
「やぁ、エステル。今日は何をするんだい?」
激しい“コレじゃない感”に襲われる私。
その脳裏に、ある仮説が閃きます。
このアストルティアには様々な職人がいて、我々冒険者の様にギルドに入って一から修行を積む者もいるだろう。
しかし、そういった職人のみならず、コンシェルジュ等といった職に就く為の施設も実はあるのではないか?
そう、例えば職業訓練学校的なものが。
その学校はきっと全寮制に違いない。全アストルティア中から手に職を得るため人々が集まるのだ。
その中には魔物によって親や家を失った者もいるのではないだろうか。
彼らの中でプライベートコンシェルジュをはきっと人気職だ。
何故なら他の職人と違い、雇われた時点で衣食住が保障される。
だから彼らは誠意をもって主人に尽くし、新しく名前を与えて欲しいとまで言うのだ。
そんな背景を持つレグルスが主人のお願いとはいえ、気安い友達口調で主に接する事を良しとするだろうか?
いや、無い!(断言)
たっぷり5秒かけてここまで妄想した私は、そっと彼の口調を元に戻しましたとさ。
いつまでも堅苦しい君でいて!