酒を飲みながら職人をしているとよくとんでもないミスをするのだが、この話は酒を飲んでいない時のお話。
裁縫中に、とある偶然が起こった。
シラフな俺は、飲酒中とは打って変わって基本そこまで大きいミスはしない。縫う手順をこうすればよかったなーとかいう事はよくあるが、間違った場所を縫うって事は1針縫い終わるまでにせいぜい1回あるかないか。
そのせいぜい1回あるかないかを、服上の真ん中縦1列でやってしまったのだ。
その時の残り数値が上から、1、1、2。
ここに縦にバシっといってしまったわけだ。まぁこういうミスも無くはない。ただ、とある偶然はその後。
全てのマスに会心が出たのだ。しかも、会心ターンでも無ければ必殺中でもない、ただの野良会心が3箇所にだ。
なんだこの偶然は!!!
俺は一瞬何が起こったのか分からなかった。
そして、さらに偶然が起こったのだ!
1針1回あるかないかのミスを、その真ん中縦1列にもう一発入れてしまったのだ!!!
てっきりロストしたと思った俺は、会心3箇所全てに決まるとなんて思ってもいなかったため、むかついてボタン連打していたのだ!!
喜んでいる俺の心とは裏腹に、会心を引いた後もボタンを連打する指は止まらなかったのだ!!!
なるほど!軽い女がよく言っている、「心と体は別」とはこういう事だったのか!!!!!!
むむ、謎が全て解けた!!
、、、、、
いや、違う。それとこの話は別だ。
話は戻り、、
つまりはこういう事だ。
1針1回のミス→通常時に3箇所会心→1針1回のミス
大体、1着縫い終わる手数は、精神統一を入れて20ターン前後で縫い終わる為、平均20とする。となると、
20ターン×30着分=1針縫い終わるまでに600ターンかかることになる。
600分の1で一回のミス
そこに偶然野良会心10%×3箇所
そして更に倍率ドン!600分の1で一回のミスがもう一発。
この確率がいかにすごい確率かご理解いただけるだろうか。
・・・
なになに?最後のボタン連打のミスはこの確率とは違うって??
黙れ小僧!!!!!
またくだらん分析をしてしまった。
もっとためになる分析をしろって??
いやいや、それはもっと賢い人がやってくれてるじゃないか。
ためになる事を知りたきゃ他をあたってくれ!
さらばだ。
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