もともと、あのネタは、わしの地元のK先輩とM先輩の話やねん
まぁ、ど~~~しようもないごんたくれの二人での
高校上がったんじゃけど、すぐ辞めてもうて
二人して日銭稼いでぷらぷらする、チンピラの鏡のような生活してたんじゃ
わしの記憶が正しければじゃけどのw
で、確かわしが16~7の頃じゃったけぇ
一個上の二人は18くらいじゃったんかのぉ?
M先輩がジブリの名作「海が聴こえる」をみたんじゃ
での、何をトチ狂ったか「高知弁が聞きたくなった」
と、一言残してK先輩を焚きつけて、二人して千葉の柏から
高知まで旅をしたのが、ことの発端じゃった
後になってきいたこのふたりの珍道中を
怪談調になりそうな部分だけ、抜粋して編集したのが
「菊の宿」「くるりんぱ」なんじゃ
での、よく実話怪談系の人で、物事のディティールにものすごく凝る人なんか
なぜ、千葉の柏から出発したのに、東海道を通らずに中山道経由で一旦北陸に出て、その後南下して四国に至る、なんて遠回りをしたのか?
なんて聞いてくる人もおるねん
でものぉ、そもそもからしてあのふたりを常識という尺度で測っては全てを見誤るねん。
だってあんた
ツーリングで旅にでるのに、しかも、その旅は四ヶ月の長期にわたるのに
中学校の社会科の地図を持っていくような人らじゃよ?
非常識この上ない珍道中じゃったねんw