この冒険日誌で知り合ったモロの憧れ女子のラテしゃまが
こないだこれまたとっても素敵な初恋話を公開してくださいまして(*´ω`*)
なんだかモロも初恋話をしてみたくなっちゃいましたので
すみませんがお付き合いいただけたら幸いです(笑)
それはモロが小学一年生の時でした。
隣の席に座っていたIくん。
ある日先生に彼のイタズラが見つかった日の事でした。
先生が『誰がやったんだぁ?犯人は名乗り出なさい!』っておっかない顔で言うのです。
すると彼が『はい!A君が犯人です!』って、
前の席に座っているA君に罪を擦り付けたのです。
するとA君が『なんでよ!俺じゃないです。こいつがやりました!』と
A君は、犯人を知っていたのに知らないふりをしていたんですが、
危うく自分が犯人にしたてあげられそうになり本当の事を言ったんです。
すると先生が『Iは罪を隠そうとしただけでなく人のせいにまでしたのか。
お前は悪い奴だな。廊下に立ってなさい。そして、Aは悪くないんだが、悪いやつをかくまおうとしたのでそれは共犯だ。一緒に廊下に立ってなさい。』
と、確実にはめられたA君。先生も半分笑ってて(笑)
A君はいわゆるイケメンで、まっすぐな性格の男子で。
それに対してI君は要領のいい猿系の男子(笑)
まあ、なんにせよ二人は仲がよく
いつも一緒に居て悪ふざけしていたんですね?
それで二人が何かとやらかすことを先生も遊んで見てる感じで。
そこで繰り広げられる世界がモロは好きで
今日は何が繰り広げられるんだろう?とそれが楽しみな毎日でした(笑)
大抵の女子はA君がカッコイイって言うんですよね。
でも、何故かモロはイケメンに対する不信感が小学一年生にして既にありまして(笑)
よっぽど過去生かなんかでイケメンでひどい目にあってるんでしょうね(笑)
そんなこんなで、A君のこともいまいち信用してなかったんですね。
そんなある日、みんなで砂場で棒倒しをしていたんですね。
モロは一人で絵を描いて遊んでいたんです。
そしたら先生に『一緒に棒倒ししようじゃないか?』と誘われて
モロは棒倒しがなんなのかもわからぬままみんなと遊ぶことになったのです。
とにかくみんなのマネをしてついていくのに精一杯で(笑)
A君が棒を倒してしまいバツゲームになったんです。
そしたら先生が『そんじゃ、みんなつっぺするからな?』って言ってて。
みんなつっぺがなんなのかわかっている様子。
モロだけがつっぺがなんなのかわからなかったんですが、
それを聞く勇気もモロにはなく(笑)
とりあえず先生のマネをしようと必死で先生を見ていたんですね?
そしたら、先生が指に唾を吐くような仕草をした後にA君の腕を指で叩いたから
モロは(なるほど!つっぺって唾をつけるバツゲームなのかぁ!)って勘違いして
思いっきり唾をつけた指でA君の腕を叩いてしまって(笑)
先生もみんなもビックリ仰天(笑)
んで、モロはすぐに自分がとんでもない事をしてしまった事に気づき、
A君にめっちゃ激怒されると思って泣きそうになって顔をあげられずに居たんですが
でも、恐る恐るA君の顔を見てみたら真っ赤になってるA君がそこに居て。
『ほんとにほんとにごめんねぇ!』って謝ったら真っ赤な顔で優しく許してくれたA君。
それを見て、このイケメンはほんまもんのイケメンだなと思いました(笑)
そして、このクラスでは終始一貫してその素敵なA君とI君と先生とのすったもんだで微笑ましく日々が過ぎていく感じだったんですが、
モロは転校することになり、先生が転校する三日前に私が転校する事をみんなに告げたんですね?
するとその日から三日間ずーっとI君が『モロちゃんの顔忘れないようにするんだ!』って言って、休み時間の度に毎回モロが座っている席の前の席に座り込んでモロの方を向いて両肘をついて手のひらの上に顔を乗せてずーっとずーっとモロの顔を見てくるからめっちゃくちゃ恥ずかしくてモロはひたすら絵を描く事しか出来ませんでした。
それで授業が始まる度に前の席の女子に『I君邪魔!!』って怒られてしっしされて帰るみたいなね(笑)
今考えるとI君って、よほどのバカかそれこそ変態だったんだと思います(笑)
でも、当時のモロは実はI君の事を尊敬していたので、
みんなから邪険に扱われていつも悪者みたくなっているI君は
なんやかんやでクラスの雰囲気を盛り上げてくれてるんだよなぁーって。
だから感謝さえしてる感じで。
そのI君がそんなにモロの事気にしてくれてると思ってなかったので
転校する寸前にI君にすっかり心奪われるモロでしたが何事もなくそのあと転校していきましたとさ(笑)