ずーっと疑わしい伏線を眺めていたのですが、眺めているだけではもったいないので、一応記録しておきます。
一介のプレイヤーの妄想ですが、気にする人は気にするので、それもネタバレだ!って思う方は、この先は読まないでくださいね。
仮説:
魔王マデサゴーラは、偽レンダーシアを作る際、意図しないエラーを出してしまっている。しかし、そのエラーは人(と5種族)にとって有益なものであり、偽レンダーシアは福音となる。
概要:
魔王マデサゴーラ(以下略)が偽レンダーシア(以下略)を作ったとき、初めに意図したのは、良くできた偽物の世界に現実世界を侵食させ、やがて完全に現実世界を乗っ取ることであった。
ところが、偽を作ってみると、メルサンディの村には、童話作家の童話が混入し、セレドの街には事故死した子供らの魂が混入し・・・という具合に、どうにも魔王の意図と関係のない不純物が混じりまくっている。
どうやら、偽については造物主である魔王以外にも、強い想念があると混入してしまうという特徴があるようだ。
現実世界ではそうならなかったこと、人々がそうあってほしいと思ったことが混入してしまっている。
村の英雄は顕現し人々を救う。
哀れな子らは生き続ける。
魔人と融合した冒険者は、想い人と冒険に出る。
いびつで不完全ではあっても、そこでは願望が成就されている。
もしも、人がその歪みを取り除き、制御可能としたらば・・・
ここまでは、まず間違っていないと思います。
これがどのように結末へとつながるのか。
現実世界が、絶望的な終末を迎えようとしたとき、完全制御された別世界に人々が究極の脱出を試みるのか。
それとも、ひっそりと報われなかった誰かを救済し、覆い隠された事実の裏側で、世界は穏やかに平和を迎えるのか。