「状況から推理した結果の行動なら、さらにその先、行動の結果起こりうる最悪の事態をも推理しておくべきではないのか。」
的なセリフがありました。
ごもっともでございます。しかし主人公補正は最悪の事態を回避する特性をお持ちでございます。
こちら、開発・運営だより第23号。
http://hiroba.dqx.jp/sc/topics/detail/4c27cea8526af8cfee3be5e183ac9605/
ここの安西CPによるコロシアムに対してのコメントにこうあります。
>・パーティ編成のマッチングに関しては、ブラックリストに載せているキャラクタとはマッチングしない。
>・対戦相手とのマッチングに関しては、無作為に選出されたパーティとマッチングすることをルールとする。したがって、対戦相手のパーティに、ブラックリストに載せているキャラクターがいた場合でも、マッチングをやり直すことはしない。
つまり、同じパーティーになりたくないならブラックリスト使ってもいいよ!
っていう大義名分をここで安西CP自らが出してしまっているわけです。
世の中、頭の回転がよい人がたくさんいます。
即座にシステムの穴をつく方法を思いついた人は、たぶんデバッガーに向いてると思います。
実際はデバッガーとして貢献するわけでもなく、ブラックリストの「仕様」を悪用し始めてしまいました。
同じサーバーから同時にエントリーすると
高確率で同じ闘士の間にマッチング(敵味方問わず)する「仕様」と合わせて、
少なくともマッチングしたところまでは、「仕様」どおりの挙動を示しているわけですね。
問題はマッチングしてからです。故意に回線を抜いたりクライアントを落としたりすることは、明記はしていませんが「迷惑行為」の範疇と考えられます。
少なくとも回線抜きに関してはアンフェアです。
ブラックリストと回線抜きが両方そなわり、最強の不正行為に見えるというわけです。
長くなりましたが、最初に戻ります。
端的に言えば、「先の先を読め」ということですね。
この場合、安西CPは「嫌いな人と一緒に戦いたくない」人のために
ブラックリストの挙動について詳しく説明してしまいました。
仕様を公開することは、諸刃の剣です。
公開することにより、悪用される危険性がともなうと先を読んでいれば
もうちょっとボカした表現を用いるなどで回避できた可能性があります。
残念ながら安西CPは主人公補正を持っていなかったようです。
ブリーフィング・試合中の回線抜きについては
やや趣の違う話になりますので、本日はこれにて。
【企画氏、秋グランプリランクSSになる(6日ぶり5回目)】