あの日21:天使の無い僧侶は仲間に入れるな。そんな教訓めいた言葉をよく聞いた。そんな奴カスやなと思った気合武闘家のカスの俺だったあの日。
あの日22:天魔楽勝と言ってる奴がいる。そいつと向かう道中パンドラボックスを引き合てて全滅すると思いきや倒すも、ボス前でMPが切れたあの日。
あの日23:聖水投げてMP補給し、壁も出来ます。怪しげな謳い文句で仲間を口説く腐った武闘家の俺。でも後衛から結構仲間に誘われたあの日。
あの日24:天魔楽勝と言ってる奴がいた。聖水投げるなら行くよと。じゃあこいというとマジできた。天使、聖者で天魔に勝利できたあの日。
あの日25:蜘蛛は天魔と同じ位ヤバいらしい。そんな噂が流れてきた。ほぼ気合武闘家の俺には無敵の花ふぶきがある。無事蜘蛛を倒せたあの日。
あの日26:ボスで聖水投げる為だけにこの世に生を受けたと思う日々。気付けば後衛のMP補給を一手に担ってた。ただの便利な奴だったあの日。
あの日27:相撲好きのチームに入った。ログインした奴が「はっけよい」既にいる奴が「のこった」と挨拶する厳しいしきたり。すぐ抜けたあの日。
あの日28:きあい武闘家は大器晩成型だという奴がいた。爪は盗賊で振ればいいので方向は間違ってないよと。見知らぬ人に進路を示されたあの日。
あの日29:盗賊で爪を振るとマジで敵なしだった。ただ困ったことが起きた。タイガー時にミスが目立つ。買った腕に変な効果がついてたあの日。
あの日30:仲間検索が無い時代、グレンで地雷達が声を枯らして叫んでいた。救い用のないカス達だなと端から見て思う俺の声が枯れていたあの日。