歌パフォの歴史を紐解けば、まずは「しぐさで歌詞を表現する」ことが始まりでしょう。
「愛」ってフレーズのときに、ハート系しぐさ
「つらい」ってフレーズのときに、おちこむやがっくり
っていうふうに。
一方で、ぜんぶが歌詞そのままのしぐさだと、歌を聴いてるというよりジェスチャーゲームを見てるような気持ちになっちゃうこともあります。
ぶっちゃけそれだって、構成考えて、定型用意して、タイミング練習してと、とんでもない準備があるわけで、ぽりたんなどすごいすごいと感心してしまうのですが、最新の歌パフォーマーたちは、さらにいろんな工夫を凝らして、観客を楽しませてくれます。マジリスペクト。
近年の歌パフォトレンドは、歌詞そのものよりも、動作のつながりや組み合わせを重視した視覚効果系です。
昨夜観た、ふぉすふぉす主催「変面パフォ」では、視覚効果系パフォの最先端を見ることができました。
ちょっとぽりたんの語彙じゃうまく説明できないくらい感動した!
「変面」は、舞踏中に次々と面が変わる中国の伝統芸能。
それを、しぐさとマイコーデ駆使して演じてたんだと思うけど、あまりに凄すぎて、どこがどんな方法で演じられてたのか理解不能。途中で考えるのやめた。
それより、目の前のパフォを満喫しないともったいない!って気持ちになりました。
(↑すごさが写真でまったく伝わらないの笑える)
一瞬で変わる面も凄かったけど、ぽりたんがいちばん好きだったのは扇子の使い方。
ドラクエ10でできる武器の動きって、たぶん「武器をかかげる」と「バトルポーズ改」だけよね。
でも、記憶にある昨夜のパフォでは、ふぉすふぉすが扇子もってクルクル踊ってたみたいに錯覚してるんですよ。
たぶん扇子を持ってないしぐさからの流れで、要所で扇子を使うことで生まれてる錯覚なんだと思うけど。わからぬ・・・
音楽の「バシッ!」って音に合わせて扇子開くとこなんか、ほんと気持ちよかった!
「ひまわり集会」や「ルール説明が長すぎる集会」などシュールなプレイベを量産するふぉすふぉすのガチパフォなもんで、ギャップも相まってよけいに感動しましたね。
はっ!
一連のシュール系すら、ギャップのための前フリ!?
だまされてたわ。