さやけんの冒険日誌

--予防接種の悪夢再び--


インフルエンザじゃなかったでぇ

身体中痛いけどハッピーラララ♪


年末に肺炎で痛めつけた肺が
ちょっとの風邪に敏感に反応したせいで

大したことないのに過剰に身体がだるくなり熱が出る体になってしまったようです。


春の陽気が訪れるまで
できるだけ風邪をひかずに肺に休息を与えたいもんだな。


なので朝の2時間だけ必死に家事をがんばって
今日はこの後一日中、5ヶ月の娘とごろごろらぶらぶ。


ドラクエに戻る日も近いかしらねワクワクウキウキ。




そんな娘も先日39度の高熱を出しておりました。

その原因はもう定番になった肺炎球菌の副反応。

予防接種をした次の日は病院に行く段取りが
当たり前のようになりましたな。

今後もそうなのだろう。デリケートな体やで。



息子とは全く正反対の性格の娘。

息子の涙はとても容易く、
些細なことでもすぐ泣き喚くけれど
涙顔から馬鹿笑いをさせるのも一瞬。
変顔ひとつ、超簡単。

切り替えが早くてノせやすい。
ある意味やりやすい男。



ところがどっこい

娘は腹が減ろうとも特に泣くことはなく
あーうーと話しかけて訴えるのみ。

よく喋るが涙を見せることは稀で、
少し不機嫌でも、こちらからニッコリと微笑むと
ニッコリと微笑み返す。


しかしひとたび泣くとどうしたものか。

これがもう何をどうしても泣き止まず。


産まれた瞬間の産声からそうだったのだけれど

泣き声がまるで悲鳴である。


ひいー！
きゃあー！
ひええーー！！
きゃぴーーー！！！



可哀想だけれども息子が泣くと

また泣いてるで。。。全くコヤツは。。。

となるのだけれど


娘が泣くと、

わわ！どうしたの？
よしよしよし！！！

となる心理。



けむりんに
涙の安売り と名付けられる息子であった。




そんなここぞという時しか泣かない娘ですが

予防接種に行き待合室に入ると
ただならぬ予感とうっすら残る記憶から

待合のソファに座って顔を見るともう口を真一文字に結び目を潤ませ私を見つめる。




お母さん。。。
もしかしてまたあの恐ろしいところに連れて来たわね。。。。！





色々出かけ際に手こずり一番手を取り損なったために二番手の娘。


3ヶ月の別の赤ん坊が先に予防接種を受けて帰ってくると


それはそれは泣き喚きお母さんとおばあちゃんに

もう泣かないの、もう泣かないのとヨシヨシされている。。。。




のを見て彼女は確信した。

この後、自分の身に起こる全てのことを。



すると悲劇の後の隣の赤ちゃんよりも激しく泣き喚き悲鳴をあげはじめる！


あまりの形相に
となりの赤ん坊のお母さんに



すみません！！すみません！！
ほら！！泣き止まないと隣の赤ちゃんが怖がるでしょう！！
泣き止みなさい！！ほら！！



と言わせてしまう始末。



いえいえ、大丈夫ですよはっはっはっ

まだ何もされてないのに滑稽滑稽。と



面白がる一方で逆にこっちが申し訳ない気持ちになるさやけん。



娘の番が来て
案の定声にならない声で泣きながら
悲劇の瞬間を迎え

30分待合で待機した後に帰宅するのですが


帰りの車の中でも泣いていました。

あぁ可哀想に。


その後案の定高熱を出して
仕方のないことなのに申し訳ない気持ちになるさやけんでした。


でも髄膜炎とか怖いからちゃんとしとかないとね。。。。！



けれども普段はニコニコ穏やかな娘。


3ヶ月そこらでケタケタケタケタと馬鹿笑いを始め
バウンサーを自力で漕いで大はしゃぎだった息子とは違い

動きも少なくちょっと寂しいわたくし。


もっと動けーとクルンと寝返りさせると
 
頭を持ち上げてニコニコするも、

次第に頭を下に下げて


うえーん

と小さく文句を言うのでコロンと戻す。


大声で笑って欲しくて色々試すも

ケタケタっとほんの少し笑った後に
同じネタでは微笑むだけでもう声を上げてくれぬ。

笑わせるためにピエロになる母。


窓から覗かれていたとするなら

それはそれは馬鹿で滑稽で笑えるだろう。




今日も娘を笑わせるために
辛い体を押して馬鹿になる旅芸人さやけんでした。

ボケが効かないボス戦の如く。