エトワール
………何故……?何故なのだ?
(父に殺されかけたショックで廃人気味になっていたが、ふと背に父に返した筈の鎌に気がつけば、ようやく気力が戻りトボトボと歩いて)
………これが背にあるという事は、我はまだ息子なのか?
(ようやく冥界へとたどりつけば、足を止めて)
エトワール
ルルーシアンは無事だろうか………
もし、滅されていたら……復活だけでも頼まねば…
我が命にかえても……
(それとも…また我を殺そうとするだろうか?)
ネルゲル
………何をしているのだ
(冥界の入り口でずっと佇んでいる息子を暫く見ていたが、入って来ない息子に仕方なく声をかけて)
……………
(息子の顔がまともに見れぬとは……)
エトワール
………護衛騎士ルルーシアンは……生きておるのか?
(勇気を振り絞り問いかけながら、目をつむり自分を見ない父に絶望を感じて)
……………死んだのか?
ネルゲル
……生きておる
エトワール
そ、そうか……
(良かった……)
…それと……何故か鎌があったのだが……………これは?
ネルゲル
……………
エトワール
……我は………冥王の息子をやめたのだ……
ネルゲル
まだ言うか!!
よもや、鎌を返しに来たか!?
(それほどまでに我が息子が嫌か!!)
妄想77
見てくれてありがとうです(ノ´∀`*)
まだ続きます(;゜∇゜)