エトワール
竜王よ……そなたなら……我の母を知っておるのではないか?
父に聞いたことがあるのだ…そなたが一番古い物知りだと…
竜王
………知らぬが良い事もあるが、それでも聞きたいか?
エトワール
教えてくれ…
竜王
わしが教えたと誰にも言わず秘密を誰にも言わぬと誓えるか?
エトワール
誓う
竜王
ネルゲルにも言わぬと誓えるか?
エトワール
誓おう!
(まさか…我が母は…父に殺されでもしたのか?内心ドキドキしながら誓い)
竜王
あれは……マデサゴーラが跡継ぎであった息子を無くした事からはじまったのだ
冥王ネルゲルは生まれてすぐエテーネの民にて
レイダメテスを破壊され、海の底へと沈んでいった。
それを助けたのがマデサゴーラよ…
彼はネルゲルと同盟を組み、息子のようにネルゲルを育てた
そして、創生の力を手にしたマデサゴーラは
自分の息子を自分の息子の魂で造りなおしたのだ
そして、ネルゲルにも…
ストックを造り出した、ネルゲルがもし敗れた時に冥王を受け継ぐものを…
マデサゴーラはネルゲルの魂の欠片を使い、お前が出来たのだ…
エトワール
わ、我は……父のストックなのか……?
む、息子ではないのか?
だ、だが、なぜそこまで詳しく知っておるのだ?
竜王
わしがあやつら二人の記憶を頼まれ、封じたからだ
ゆえに、あやつらは本当の息子だと思っておる
エトワール
……………………
(エトワールは絶句した)
妄想81
まさに妄想なので本編と全く関係ないです(笑)
見てくれた方ありがとうです!
良ければ引き続き見てくれたら嬉しいです~