金曜日の夜は、DWK48の公演の後に妄想×アニメ×主人公というイベントに行ってまいりました。
このイベントは、語り部が自分の考えたオリジナルアニメについて語るというイベントです。
でも、ただ自分の妄想を語るイベントではありません。
どのようなテーマのアニメにするかは主催者側により発表の直前に知らされます。
そして、ストーリーを語っている最中にアニメの中で使われなければならないキーワード3つが示されます。
つまり
即興で、その場で、観客の目の前で、アニメのストーリーを作っていかなければならないわけです。
語り部達が無茶ぶられたストーリーの一つをご紹介するとこんな感じでした(お酒が入っていたので色々勝手な記憶が入っていると思いますが、ご容赦ください)。
テーマは「勇者」と「愛」
会場のそこここから、「コレは王道ストーリーだ」という声が上がります。
そして、語られ始める勇者と治癒術師の物語・・・。
それは、記憶の物語。
北の大国にいるは勇者。
力もて悪を滅ぼす伝説の勇者その人。
しかし彼はまだ覚醒していない、一介の騎士。
そして、北の大国と戦う南の国には一人の若い治癒術師。
彼女は戦いで傷ついた人々を癒し、そして苦しむ人々を救うために日夜研究を続ける。
二人の軌跡はまだ交わらない。
戦いを続ける二つの大国に隔てられた勇者と治癒術師。
二人はいずれ出会い、歩み寄り、そして世界を覆う魔の影と戦う。
戦いの中でいつしか惹かれ合う二人も、今はまだ国に引き裂かれた二人の若者にすぎない。
そして、ここでアニメのキーワードが示されます。
「腸まで届く乳酸菌」
・・・・・・・・・
ちょっと!?
今までの感動はどうなる!?
そもそもなんでアニメのキーワードに乳酸菌?
観客席がざわめく中、語り部によって語られる物語は乳酸菌を細菌兵器として開発する南の国に焦点が移っていくのでありました・・・。
はっきり言って無茶ぶりの極みです。
見ている方はおなか抱えて笑ってましたけど、即興で白チャで語り続ける語り部さんはとんでもなく大変だったのではないでしょうか。
でも、当日の語り部さん達は凄かった。
みなさん、淀みなく自分のオリジナルアニメストーリーを作っていかれておりました。
凄いなぁと思うと同時におなか抱えて笑い続けてた楽しいイベントでした。
またあったら是非見にきたいですけど。
・・・次回、語り部さんいるのかしら。