どうも皆様、楽しいバトエン生活を送ってるでしょうか。私ですか?私は少し立て込んでアストルティアに来れてませんでしたよ。一段落しましたけど。
皆様、バトエンをする時、アイテムを使ってますね?使うアイテムはデッキによって様々でしょう。ですが恐らく、一番使われるのは上やくそうだと思います。回復をするアイテムですから、汎用性抜群。とりあえず採用するでしょう。
ですが、皆様、その回復、何となく使ってませんか?ちょっと減ったから使う、そんな回復が、損になっているかもしれません。最後の一体の時にならその使い方でも良いかもしれませんが、逆に言うと、最後の一体まで回復を切れなかった、と考える事もできます。今回は、そんな上やくそうの使い方を一緒に考えてみましょう。

講師としてお呼びしました、メルキドの秘法の伝道師ゴレオン先生です。
え?ゴレオン先生、どうしました?
「オマエ、ゴーレム、全然使わない」ですって?
……まあ、はい。それでは、上やくそうの勉強をしていきましょう!
まず先程お話しました、「上やくそうを切って損をしている時」ですね、それは、具体的にはどんな時なのでしょうか?ゴレオン先生、お願いします。
…はい、なるほど「やくそうを使ったそのターンに倒されてしまった時」ですね。これはよくある損です。こちらに関しては、噛み合いの時もある為、一概にミスとは言えません。この損を無くす為に、最後の一体にしか使わない、という方もおられるでしょう。
そして、もう一つの損。こちらは具体例を出して説明をしましょう。
自分が今盤面に出しているバトエンはキラーマシン。彼の現在hpは今100です。上やくそうを使って回復してhpは130になりました。そのターンの敵の攻撃によってキラーマシンのhpは残り50になりました。
そして、その次のターンに攻撃によりキラーマシンのhpは0になりました。
こちら、損をしているのが分かるでしょうか。
ゴレオン先生、どうでしょうか?
…はい、「この場合、やくそうを使わなくても、そのターンは耐える事ができた」との事です。
もちろん、状況によって変わるかもしれません。
ですが、この場合、少し減ったから回復をしている訳ですが、「この体力と盤面ならやくそうを使わずとも耐えれるのでは?」と考える事ができたでしょう。
もしくは、高い火力が揃っている(ゴーレムとか)場面では、「やくそうを使ってもこのターンで倒される可能性が高い」と考える事もできます。
では、逆に上やくそうを使う事で得をするということは、どういった事を指すでしょうか。
ゴレオン先生、こちら、お願いします。
…はい、ありがとうございます。
曰く「上やくそうで回復した事で、耐える事ができ、1ターン長く場にいれた状態」です。
これは、どういった状態を指すのか?
詰まる所、上やくそうで回復をしたバトエンが、
30~10のhpで耐えた場合の状態です。
このミリ耐え、個人的には非常に価値の高い物です。この耐えにより、耐えた次のターンに放たれるであろう攻撃をその少ない体力で受ける事ができます。
受ける総ダメージが減るため、ダメージレースにおいて有利になるということです。
足の早いバトエンのミリ耐えなら攻撃も見込める為、その価値の高さが分かるかと思います。
耐える~耐えないの見極めは難しいです。相手の上振れもあります。ですが、上振れは一旦考えません。
中間ぐらいで、どれぐらいダメージを受けるか?を
思考するのは、無駄ではないはずですよ。
もちろん、噛み合いもあるでしょう。相手の上振れ、自分の下振れ。そういった部分は、あえて言わせてもらいます。運が悪かったと。
運ではない部分、そういった思考を回して、アイテムを効果的に使う事。それはきっと勝利に繋がると思いますよ。
では、今回のまとめをさせて頂きます。
今回の上やくそう学、結論としては、
「上やくそうはすぐ使わない。一呼吸して考える」
です。
ゴレオン先生、今回はありがとうございました。
え?「なんで自分を呼んだのか?」ですか?
それは、よく回復してるからですよ。ええ。
「スライムはやくそう使ってるぞ」
………
はい、ありがとうございました。
では、また~