“今日はどこまで行こうか”(ノタ)
“この先にはなにがあるんだろう と 身体に新鮮さが満ち溢れていた頃のきもち”
お久しぶりです、あるいは初めまして。ウェディのパラ僧、ソラェラリカです。
だいぶ今更なのですが、新しいドレスアップを作りました!
その報告を兼ねて、記念に日誌を書きたいなあと。
私、冒険を始めて半年経ち、コインボスなどいろんな活動に(いっぱい助けられながら)手を伸ばしている段階なのですが、実はいまだにまともな余所行きを持っていませんでした。
今までは、なにを装備しても、上からくすしのローブ+エンゼル帽でしたが……、友人がとても格好良くて、私もその影響を受けておしゃれに憧れがあります。
たまに、他の方のいる席に連れて行っていただくこともありますし、そろそろ揃えておきたい。よし、そろそろ薬師一式は卒業。新ドレアを考えてみましょう。
とはいえ、ぱっとすぐさま理想が見つかるわけでもありません。
鏡よ鏡、いちばん美しい私の姿を映しておくれ…………。無理そう。きびしい。
妖精の姿見を眺めつつ、経過すること2、3時間、間を挟んでもう少し。まさか、ここまで没頭してしまうとは思いもよりませんでした。
クイックジャケット上良いですね。おしゃれ。
ウェスタンブラウスの普段着らしさもなかなか良。
天地雷鳴士の装束上と、同じく身体の横があく退魔の装束下を組み合わせてみたり……。エトワールコート上と占い師の服下で、金縁を合わせるのも良さそうです。格好いい系。
しかし、どれもこれといって決め手にはならず。
良いことは良いのですが、おそらくこれは装備のデザインのもともとの良さでしょう。それと、少しごちゃっとしているような?
小物や、細やかな装飾を組み合わせることも嫌いではないのです。ですが、激しく動き回ったり、日常使いもするのですから、やはりここはおしゃれでいながらシンプルにいきたい。
カラーリングは前提、上下で色を揃えて、装飾は胸元に集めて……?
あら、賢哲のころも下が良いやも。
するとクイックや天地は合わないので、他になにか……。
くすしのローブ……?
いつも着ていたくすしのローブ。……格好をすっかり一新するつもりだったとはいえ、一ヶ所くらいあってもよいのではないでしょうか。 決めた。
妖精の姿見で試着したのを、先の友人に見てもらいまして――、
完成! そのままですが、名付けて旅装束ドレアです!
pixivに投稿しました ソラェラリカ新ドレア【ドラクエ10】 #pixiv
https://www.pixiv.net/member_illust.php?illust_id=67872182&mode=medium
あまり派手やかな出で立ちではありませんが、私の職は僧侶とパラディン、そのうえ野宿も常な旅姿ですから、個人的にはこのくらいがちょうどよいかなと思います。
アタマにはいやしのぼうしで聖職者らしさを。
からだ下は賢哲のころも下、真っ白な独特の風合いと、しっかり実用的な布袋。
足には、すっかり足に馴染んだサンダルを。
ウデは、手先を鈍らせたくないので指先は出しつつ、長袖に隠れない砂海のグローブで。
そして胸には、だいぶ大胆に染めてしまいましたが、初めてジュレットに来たとき買った思い出のくすしのローブ上です。
なつかしの、くすしのローブ。
それなりに長く使った品ですし、ふと、このローブと、「装備の幸せ」とはなんであるのか、思案を巡らせていました。
真っ赤な炎は言うに及ばず、瘴気に邪法、凍てつく氷雪、獣の爪牙、あまたの痛撃、死神の剣。 ちょっと偏屈な買い主をもったばかりに、他のローブと比べるとちょっとどころではない厳しさに曝されているはず。恨まれていても驚けません。
それとも、ジュレットのお店で買った、冒険の初心者向けにいっぱい作られたものの一つですから、ローブの方はどう使われようとなんとも思っていないかもしれません。
はたまた、「ここまでずっと使ってくれてありがとう」 ……なんて思ってくれていると、愛用していた身としては嬉しいですが、それを望むのは少々厚かましいというものでしょう。
そう、結局、装備のきもちなんてものは何もわかりません。
何もわかりません、なんにもわかりませんが、そのわからないこころに対して、こちらからのおもいは大切にロックをかけておくこと。これで、そのこたえとしたいです。
それと最後にこの衣装、いっぱい入って取り出しやすい道具袋も嬉しいです。なにしろ旅装束ですからね! 実用性はかなり大切。
準備は万端! 夢は果てなく。さて、今日はどこまで進みましょうか!
行きましょう、できれば、いつまでも、どこまでも、いっしょに。