バージョン7全般のネタバレあります。
精神疾患の側面からバージョン7の話を解釈した感想です。
解離性同一性障害(DID)という精神疾患の話になるので、精神的に辛い時に時に見るのはおすすめできません。
元気なときに読んでくださいね。
続き3本目です。

解離性同一性障害のようにポルテに複数の人格が生まれた経緯を説明しました。
解離性同一性障害の治療の目標のひとつに「統合」と呼ばれるものがあります。
統合とは複数の人格がもつ記憶や感情、スキルなどを共有し、統一された1人の人格となるようにすることだそうです。
また、症状が落ち着いてくるといつのまにか表に出る人格が消えていくこともあるそうです。
人によっては統合を目指さず、複数の人格と共存し、穏やかに暮らすことを治療の目的とする方もいるそうです。
5.ポルテの人格の統合
ストーリーを進めると、ポルテは複数の人格をひとつに統合しようとする場面が出てきます。
ポルテは自分が創失を招くものだったと知った後、創失を招くものが人格としてポルテの表に出ないように、師匠ポルテが自らの中に抑え込みます。
ポルテは世界樹に姿を変える儀式をするため師匠ポルテとポルるんは統合します。
ポルるんは主人公と一緒に試練のモンスターを倒した後、師匠ポルテと2人に分かれます。
ポルるんは師匠ポルテに抱きしめられて消えてゆきます。
このときに師匠ポルテとポルるんは統合しました。と言いたいのですが、ポルるんの魂(人格)は彼女が身につけていたヘアピンに宿ります。
ヘアピンはポルるんの形見として師匠ポルテから主人公に渡されます。
この2人のポルテが一緒になるシーンは、人格の統合というよりは、アストルティアの創生のチカラの統合かな?と私は考えます。
師匠ポルテとポルるんが一応統合したことで、師匠ポルテの衣装は白地に金に変わります。
創失の塔を登り師匠ポルテが世界樹の木に姿を変えたあと、主人公は創失してしまいます。
主人公は創失の世界で自分が失ってしまった記憶と美徳を手に入れて、アストルティアに戻ろうとしたところで原初のポルテに出会います。
原初のポルテが主人公からヘアピンを受け取ることで、ポルるんがアストルティアで受けてきた美徳を知り、原初のポルテは自分が否定された存在ではなかったことを理解します。
このシーンで、原初のポルテとポルるんは統合します。
セリフも無気力な原初のポルテの話し方から、明るいポルるんの話し方へと変わり、アストルティアへ戻ります。
原初のポルテの人格にポルるんが入って、ポルるんの人格が消えたという感じだと思います。
ポルテの体は世界樹になっているはずなのに、原初のポルテがどうやって肉体を手にしてアストルティアへ戻ることができたかはよく分かりませんが、深く考えないこととします。
6.最後に生まれたポルテの人格
最後に生まれた5人目のポルテの人格が、「創絶を招くもの」です。
世界樹になったポルテには、師匠ポルテと創失を招くものの2人の人格がいます。
世界樹に変わった師匠ポルテは、世界の人々から清き心を受け取り創失を招くものを消すつもりでした。
しかし、主人公が創失したアストルティアの世界の人々から負の感情を受け取り続け、黒い果実が生まれてしまいます。
結果的に創失を招くものに師匠ポルテが取り込まれてしまい、創失を招くものは創絶を招くものと名乗る人格となり、アストルティアへ復活します。
創絶を招くものの話し方は師匠ポルテらしい古風な話し方だと思います。
改めてポルテの声優さんの声の演技がすごいです。
解離性同一性障害の方の動画を見ると、人格が変わると声の高さや話し方、仕草、表情などが本当に別人のように変わります。
ムービーを見れば見るほど、ポルテは解離性同一性障害のように見えてきます。
サムネイルとして使ってる写真は
創失の世界の一部屋なのですが
両側の窓枠が角度によって、ゴールドとシルバーに見えるのが
とても凝っていて美しいなと思い採用しました。
主人公が英雄神たちから創生のチカラと美徳を受け取るシーンのお部屋だから美しいのでしょうか?
草花もあって創生のチカラを感じます。
続きます。