バージョン7全般のネタバレあります。
精神疾患の側面からバージョン7の話を解釈した感想です。
解離性同一性障害(DID)という精神疾患の話になるので、精神的に辛い時に時に見るのはおすすめできません。
元気なときに読んでくださいね。
続きの4本目です。

6.創生と創失とは?
ストーリー中に説明があります。
●ポルテの説明
創生のチカラが強いと モノや命の 存在が濃い。
逆に 創生のチカラが すべて 失われると
存在が薄れて 消えてしまう。
これが創失
●父グランゼニスの説明
創生のチカラと 創失の呪いは 表裏一体
神の振るう 創生のチカラは 容易に……
創失の呪いに 変わりうる
創生の主神たるもの 決して 恐るるべからず
憎しみ 嘆き 悔恨は 不要と知れ
未来のみを その眼に 見つめるのだ
私は創失は肉体的な死ではないと考えます。
ネガティブな感情により精神的にうつ状態になってしまうと、創生のチカラが薄れて、肉体ごと創失の世界に行ってしまうこが創失と考えます。
主人公は創失してしまいますが、創失の世界で記憶や美徳を取り戻し創生のチカラを手に入れたことでアストルティアへ戻ることができました。
原初のポルテが完全に創失していないのも
「アストルティアを消してしまわないように、
生かし続けないといけない!」
という強い気持ちがあったから、解離性同一性障害のように人格を分けて、アストルティアを生かし続けてきたのだと思います。
7.ポルテの願い
創失の塔にある、創失を招く者が残した遺文には
「わたしは アストルティアを 救いたい
かつて アストルティアの一部で ありながら
切り離されたる ナドラガンド
魔瘴に侵され 切り捨てられし 魔界
すべての アストルティアを 救うこと
それだけが わたしの願い」
魔界やナドラガンドが切り離されたことは、
またルティアナが自分を見捨てたと、ポルテはずっと心苦しく思っていたのではないでしょうか。
創失を招く者は魔界もナドラガンドも含めたアストルティアの全てを創失させることが救いになると信じています。
師匠ポルテ、ポルるんが創生のチカラに溢れるアストルティアを存続させたいと強く思うのと同じくらい
原初のポルテや創失を招く者が持つ精神的な苦しみや葛藤が伝わってきます。
続きます。