昔々あるところに、髭のよく似合う紳士がいました。
紳士は大変心のやさしい方で、よく女性の装いを眺めては「きっと彼女はこの服装を作り上げるために何万Gもつぎこんだのだろう。じっくり、じ~~っくり眺めてあげないと」と見つめるのが常でした。
あるとき紳士は魔物に襲われていたエルフさんを助けました。
紳士の華麗な技によりモンスターは瞬きをするよりも短い時間で天に召されました。
「ありがとうございます。たすかりました。あの・・・お名前は・・・」
「フフフ、名乗るほどの者じゃありませんよ。旅の紳士とでも呼んでください。」
「まぁなんて奥ゆかしいお方。どうぞ、私たちの街へ。歓迎いたします。」
紳士はエルフさんに手をとられ、アズラン住宅村へやってきました。そこは妖精たちの国。かわいらしいエルフの女性たちが紳士を暖かく迎えます。
彼らは詩を吟じたりことを奏でたりして紳士をもてなしました。紳士も彼らの高い教養と文化に感心しながらもてなしを受けました。
紳士がそろそろ故郷へ帰ろうとすると、エルフさんたちは二つのつづらを持ってきました。
「どうぞ、この大きなつづらと小さなつづら。お好きな方をお土産におもちください」
「では、わたしは体が大きいから大きなつづらにいたしましょう」
「そうですか。ではどうぞお持ちください。ただし決して家に帰るまであけてはいけません。約束してくださいね。」
やさしいエルフさんたちに分かれをつげた紳士は一路帰宅の途へ。
いくら紳士といっても、おおきなつづら、なかなか運ぶのは一苦労です。
紳士は一息いれることにいたしました。
ふといったん地面においたつづらに目がとまりました。
――いったいなにが入っているのだろう?――
紳士は気になって仕方ありません。
ついに紳士は我慢できなくなり、禁じられた蓋をあけてみました。すると
おしりから箱に吸い込まれ
紳士な心をもった変態になっちゃいましたとさ。おちまい。
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