<注!>この日誌は映画「ドラゴンクエストYour Story」の感想を
ストーリーの根幹に関わるネタバレを含め書いています。
見ていない方は触れるな危険!です!
公開からちょっと時間も経ったのでネタバレを含めて感想をまとめたく今回日誌を書くことにしました。
さて、ユアユアしてきた方々、鑑賞後いかがでしたでしょうか?
私はとても楽しめたクチなのですが、ネット上での評判を一望する限りでは否定的な批評、感想が6~7割以上という印象ですね~
このギャップは何なんだろうなーとずっと考えているのですが、ハッキリしたことは未だに分からず…
ただ、ゲームのDQⅤが好きな人ほど、この映画向きではないとは思います。
そもそもゲームが好きな方はすでに、自分の中でカチッとした世界観ができてしまっているので観るときのスタンスとして、忠実な再現を求めがちなのでしょうね。
登場キャラクター、その造形、BGMの使い方、そしてストーリーetc…
元が元だし、そりゃああいう仕組みを入れない限りは2時間ちょっとの尺じゃおさまんねーわ!
私は事前の心構えとしては、Ⅴをベースにという話は聞いていたので、どうやってストーリーをまとめてくるんだろうなというところを気にしていたくらいでした。
以下超略式感想
<序盤>
おっ、少年時代は随分端折っていくんやな~
これゲームやったことない人どういう感じで見るんやろ…大丈夫か!?
<中盤>
アクションとドラマのバランスええな~、盛り上がって参りましたぁ!
いつもビアンカ選ぶけど、このフローラなら…いける…!
<終盤>
あれこれゲマ倒して終わるんかな?
まぁ、ミルドラースあんまり人気無いしリストラか…思い切ったな~
ちょっと心配してたけどフツーに楽しかったな、めでたしめでた…
・
・
・
「テクスチャーオフ」
!?
いや…あの展開は、流石に唐突すぎたとは思う。そこは否定しない…!
(ちょっとメタいセリフはあってフリはあったけど聞き流す程度だった)
前フリなさすぎて、シラけたり、「は?」と思う人が多すぎたんや…。
蛮勇過ぎた…山崎貴よ…。
そんな中ですね、ラストバトルシーン。
私めっちゃ泣いてましたわー てへー
何でそんなにと思うかもしれませんが、
不思議とですね、DQ10の世界を想いました。
無機質に消え去っていく世界に重ねたのは、アストルティア。
サービス終了の日を彷彿としたんですね。
「ああ、ウィルスやないけど、いつかは全部無くなってしまうんやな」と。
オフラインのDQよりも現実に肉薄し(過ぎ)ているDQXにどっぷり浸かっているからでしょうか。
オフ会でリアルに会った人もいますし、確かに画面の奥に「その人」はいる。
もはやライフワークとして7年間続けているからこそ
リュカの台詞(超うろおぼえだけども)「あいつらとの冒険はほんとうだった」
この言葉に強い共感があったのかもしれません。
レビュアーが取り上げてる「大人になれ」という言葉は…
うん…素直にそう思うね…10000時間以上ふつうゲームにかけないよね…w
あっはっは!
ドラクエを題材に、安直すぎて誰もやらないようなメタ構造を仕込まないでいいじゃないの…という意見も多々ありますが、これをやるなら個々が題材に対して持っている物語を背景にしないとパンチがないですよね。
(そもそもオリジナルの3DCGアニメなら観に来てなかった可能性大ですし)
まぁ、この映画自体が、DQファンに対してのウィルス(善悪の意図なく)だったというメタメタしい構造だったんだよ!という結論で締めたいと思います!
ラストシーンだけもう一回じーーっくり観たいなっ