ここ数日、ジュレリア地下廃坑の調査及び生態調査をしています。
ウェナ諸島で本格的にフィールド調査するのは久々で、おそらく前回書き記した猫島の報告書が最後だったと思います。
ここの調査は実は昔からしているのですが、喜ばしい結果が得られず長期戦となっている訳なのです。
本格的に踏み入れるには準備も必要ですし、時間がある時に調査となると結局数ヶ月前から開始している事となります。
廃棄された坑道には、およそ当時の面影は一切無く、生命の維持を支えてたであろう上部に這わせられたパイプラインは破けガスが吹き出し、冷んやりとした空気がくうかんをみたしています。
何故放棄されたのか、それは何処かの歴史書を見れば表向きの事実は知ることが出来そうですね。
いつかは解き明かしたい謎ではありますが私は現在、その件の調査で訪れている訳ではなく、此処を根城にしている生命体であるアンデットが目的の対象なのです。
彼等は何故此処にいるのか、どの様にしてこの土地に訪れ何故ここを拠点として活動しているのか、その謎を解明すべく研究を進めているのです。
廃坑…アンデット化した生命体…憶測は絶えませんが可能性だけで語るのは賢くないので実証しに来たのですが、しかしながら確信は掴めていません。
研究材料の手掛かりとして必要な物、過程が確信にも変わる程の発見物。
それは彼等がなにを身につけているのかが大きな鍵になると思い、彼等の持ち物を調べる事にしました。
しかし彼等が身に付けていて持ち帰られる物と言えば汚れた包帯くらいで、他の人工物はなかなか見つからないのです。
もっと確信を持てる様な人工物…全てではなく不特定多数の人の生活には絶対的に必須な物を身に付けていれば、私の過程は信憑性を増す事でしょう。
そう、それは眼鏡です。
魔物がつける必要の無い物を持っていたと言う意味。それを探しに今回、危険なフィールドワークに訪れています。
全ては机上の空論に過ぎませんがね、現段階では。
以上で現段階での報告を終わります。
黒ぶち眼鏡 角を数ヶ月ドロップ出来ていないお話でした。
ドレアに使いたいな。