最近よく行くフィールドワークの土地はレビュール街道南。
おおよそ5000年前に役割を持っていたであろう建造物の遺跡があります。
魔導師のような石像が多数あるこの遺跡は果たして、どの様な試練を課し、どの様な術式を伝承したのか…。
…その謎は勿論、解き明かしました。
人々が変わらなければ歴史の表舞台に出る事は決して無い、その事実はそっと胸の奥にしまっておこうと思います。
アストルティアの中のもう一つの世界。
その遺跡には内部を照らす様に徘徊をする燭台が無数に居るのです、今回の目的は彼等でした。
彼等の持っている扇に魅了され、採取を目標に掲げて調査してきました。
好きな空間でのフィールドワーク、全く苦になりませんね。
人もそこそこ行き交うので、絵変わりも冒険者とのコンタクトもあり、見る見る時間が過ぎます。
そして彼等の落とす扇はどれも気品に満ちたものばかりなのです。
中世エテーネを彷彿とさせるような金と銀を惜しげもなくあしらった物に、戦国エルトナ時代に最強の騎馬隊を持っていたと言われる名高き武将が持っていたであろう物…。
その様な格式高い品を現代の扇に組み込み加工すれば更に美しく機能性の高い装備品を作れるだろう…。
そう思い、幾つか採取する旅に出ていた訳なのでした。
そして今日、フレさんに試練を誘っていただきましたがちょうどその時に、その加工をしていない扇を持っていて運良く装備出来る状態にありました。
調査に出ていなければ素手で挑んでいた事でしょう。
これはもはや運命だったのでしょうね、たまたま神の宿る場所で手に入れた装備を持って扇を装備する職業でフレさんと試練に行く。
要は試練誘ってくれてありがとうございます、また行きましょうね!