数年に一度くらい必要になる物、そう言うものが存在する世の中
皆様は何でしょう?またそれはすぐに見つかるのでしょうか?
俺にとってのそれは資格書
技術技量知識を証明する書は大切な物の割に求められる事が少ない
今回もそんなことは頭の片隅にも無かった状態から一本の電話が鳴り捜索する事に
この辺にあるだろうな、でも長い間触ってないから少し掃除しながら片付けながら探そう
そう思い手を進める
入れた記憶のある入れ物が見つかった、いや、いくつか記憶にある物が見つかった
複数ある訳が無い、もうこれは記憶が間違っている
そう、この記憶は書き換えられることの無かったこの入れ物に納めた時の過去の記憶なのだ
ここじゃ無かったか、じゃあこっちの部屋の書類を纏めている所に置いたかな?
過去の俺はそう言う点ではしっかり者だ、わかる所に置くだろう
普段あまり入らない方の自分の部屋に足を踏み入れ捜索をする
あら、懐かしい
こんなものも置いてたのか
あらあら、このCD懐かしい…今は入ってなかったな、入れよう
この鞄、今見ると使いやすそう!
カバンだけじゃなく今見ると使えそうなものいっぱいある、そんな物を選りすぐる。
ご察しの通り資格書は無い
焦り始める、普段全く触らないような所に手を伸ばしながら別のプランを考える
…『発行し直す、か…?発行し直すにしても指定された納期までに間に合うのか…?』
『そもそも、役所なのか機関なのか何処にまず赴くんだ?』
『受け取るのはどうする…?本人しかダメだろうにもし乱雑な時間を指定されてその時間待つのか…?』
そう言う思考を巡らせながら普段は手に付かない掃除も進んで行く
…!
いや、あそこか!
そう思った時、身の近くにある部屋の大事な物を入れている入れ物を思い出した
それは中をよく見るくらい毎月使うものも入っているのだけれども必要なもの以外は触らず隅々まで見ていなかった
『もしかすると!』
その奥を見てみると綺麗に別の入れ物に入った資格書が
今は必要のない資格書と共に入っていた
いつもの場所
灯台下暗し
流石過去の俺、そんな適当になんて絶対に置かない
意外と探し物は近くにあるものなのだと感じたのでした。
しっかり管理をしなきゃいけないって言う意識があればその時片付けたモノは恐らくは乱雑に放置されて紛れて失せ物となる、という事はそうそう起こらないのかもしれませんね。
今回全てを『入れ物』と表記したのは様々な形と素材のものを探していたから、物が入っているもので入れ物と統一して表記いたしましたとさ。