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天星の豪雷将

スイラン

[スイラン]

キャラID
: HU459-365
種 族
: エルフ
性 別
: 女
職 業
: 魔法使い
レベル
: 133

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スイランの冒険日誌

2024-01-13 22:45:08.0 テーマ:その他

風呂と癒しとバグ日和

風の町アズランにある風呂屋。昔ながらの銭湯としての趣があり、のんびりと考え事をしたいときはここへやってきて温かいお湯に浸かるのです。 入る前はちゃんと服を脱ぎましょう。 ここへ来るたびに思い出すのはとある人。私がドラクエを始めて間もない頃に一人の男性と知り合い、多くのことを教えてくれた師匠とでも言うべき人です。

その人はとにかく好奇心旺盛で、開口一番「システム上入れない女湯に入りたい」と初対面の私に言うような人だったのです。

ここで断っておきますが、私はけっして下心があって彼に協力したわけではないということです。当時の私は幼かったのでそういうやましいことなんて微塵も考えず、むしろ「お前も入れない男湯に入ってみたいだろ?」と誘われ、純粋無垢な私は知的好奇心から彼に手を貸すことにしたのです。

風呂屋がオープンしたのはVer1.3というドラクエ10の黎明期。今では考えられないほど不便で、十数Gという金額ですら大金、RMTの為に大量の業者やBOTがフィールドの獲物を独占して24時間体制で狩り続けるというのが日常でした。ドルボードもないので狩場に行くだけで一苦労、目的地によっては道中に当時の基準ではとてつもなく強い敵が配置されていてそもそも辿り着けないなんてこともありました。
そんな時代だったので幼い私は何もできず、すぐに引退しようかと思ってましたがそこに現れたのが彼でした。

彼は「女湯を除くついでに風呂入りたい」として私に協力を要請し、私は承諾。彼が教えてくれた侵入手順はものすごく単純で簡単なやり方でした。
何度目かの挑戦で彼は女湯への侵入に成功。まるで悪戯が成功した子供のようにはしゃいでいました。

脱衣所を無視して女湯に入ってきた彼は湯船にダイブ。そしてそのまま寝たり踊ったりバグったりして大暴れです。
ひとしきり大暴れして満足した彼は約束通り私の男湯への侵入を手伝ってくれました。私は新鮮な男湯で心行くまで湯に浸かり、大満足して風呂を上がったのを覚えています。
出るときにおばちゃんからは「また来てね~」という旨のことを言われました。彼も私もお金なんて払ってないし異性の風呂に目の前で侵入して目の前で出てきたんですがね。 それ以降、彼とフレンドになってコインボスやストーリー攻略だけでなく豆知識やバトルのコツなど、多くのことを教えてもらいました。

きっとあの時彼と出会っていなければ私はドラクエ10を完全に引退していたでしょう。彼の知っていたバグを利用した遊びが私をドラクエ10につ繋ぎ止めました。

きっと彼のような悪友は二度とこの世に得られないでしょう。けれど彼との輝かしくも少し汚れた冒険の日々は今日この日まで私の心に刻まれています。
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