数千匹のぶちスライムの死体を積み上げること数日。ようやく戦士とパラディンのレベルが100になり、憧れのガーディアンへ転職できるようになりました。
「牙持つ盾」「守護騎士」・・・格好いい異名ですね。そんな異名を持つ者の集団に私も加われるのです。
「誰かを守るために力を振るう」という理念を聞いて私はとある人物を思い出しました。隻狼こと狼です。
彼も主である御子の為に自分の命を懸けて戦った忍です。仕方のないこととは言えやっていることは温厚なガーディアンたちでも理念的にブチギレるレベルですが、根本の部分はガーディアンと同じ。
なので私も転職許可の試練を受ける前に忍の装束を着てみました。
ガーディアンとして...為すべきことを、為すのです。