前回の説明では、「ワイド側に目一杯」と書きました。
作例のように空を広く撮る時はいいですが、
そうすると、写ってるものは小さく見えてしまいますね。
今回は、少し望遠にズームして、大きく見せる撮り方を紹介します。
TOP写真は、カシャル海底神殿のカシャル像です。
天井から差し込む光を浴びて神秘的ですね。
光と像を全部、1枚の写真にしようとすると、
カシャル像が小さくなってしまいますね。
これはこれでいいのですが、もっと大きく撮りたいですよね。
そこで望遠パノラマです。
基本的なやり方は同じです。
構図を決めたら撮りたい大きさまで望遠側にズームします。
あまり大きくすると、2画面に入りきらないので、
ズームを丁度良くなるところに合わせます。
この時、立ち位置を変えてみるのもいいですね。
近づいたり離れたりして、撮りたい大きさにしてください。
大きさが決まったら、まずは十字キーで上に目一杯スライドします。
次に右レバーですが、目一杯にすると被写体が2枚目の範囲から出てしまうことがあるので、
右レバーを動かす量で分割ラインの位置が変わるので被写体に合わせて調節します。OKなら撮りましょう。
1枚目を撮ったら、十字キーで下に目一杯スライドさせて、
右レバーで分割ラインに合わせます。
この時、被写体が画面に入ってればOKです。
ちなみに右レバーを目一杯にすると、次の写真のように全体が上にズレます。
天井の明り取りが入ってますね。
あと、カシャル像の台座の下がきれてます。
右レバー目一杯で撮りたい構図ならいいですが、
望遠で大きくしたら、調整が必要だと思います。
いきなり、望遠で撮ろうとすると、
多分、難しいと思うので、
まずは前回紹介したワイド側の撮り方を、
マスターしてからのがいいと思います。