ファルカオの冒険日誌

これ全裸で撮ったんです。ワルド水源と言いながら実は住宅村だったりするし、それで受賞するとはとても思っていませんでした。本当に。
そんな、良く言えば笑える部分も評価されてのことなのかなと、今は前向きに捉えてますけども。
勿論、皆さん凄い写真ばかりだというのもあります。そんな写真を見るのが私は大好きですし、自分の写真の多くは、他の人の写真を見て閃いた物です。全然関係ないような写真からアイデアが降ってくるんです。そういうものです。
今回に限っては、ネタ的な面白さも重要だったと思いますが、その点でも良い作品がありました。
そんな中で、このような力の抜けた作品が受賞して良かったのか、と、一瞬思いましたが、選評を見て吹き飛びました。
偉そうなのを承知で言いますが、粋で軽妙洒脱、なのにエモーショナル。それをあの文字数で。まさに堀井節。
これを見ることができたことこそ、私が参加した価値だったのかと。

とまあ、こんな感じで、イベント庭具一つと散髪代だけで撮った写真でも、奇跡が起こることがあると示されました。
そうそう無いことなのは確か。でも、「参加することに意義がある」とは良く言ったもので、参加しなきゃ何も始まらないですよ皆さん。
私は今まで本当にしょぼい写真ばかり投稿しては、裸足で逃げてきましたから。それが無かったら今は無いと断言できます。
今度は私が、誰かが奇跡を起こすのを見たいです。

最後になりましたが、受賞された皆様、おめでとうございます。
そして、選んでくださいました堀井先生、そして関係する全ての皆様へ、心から感謝申し上げます。ありがとうございます。