トモの冒険日誌

同じ様な食べ物屋が近くに2件あったら、
なんとなく"元祖！"の看板を掲げている方に行ってしまいます。

今やドラクエとの二大巨塔となった
ファイナルファンタジー(FF)シリーズも、
初代の発売時はまたドラクエの亜流が出て来たなーくらいの認識で、

すっかりドラクエの虜となり、
「ドラクエこそ元祖であり至高！
と思っていた私は手を出す予定はありませんでした。

手持ちのゲームがひと段落し
次は何をやろうかという時に、
ゲーム好きの叔父が、
「これ面白いからやってみろ
と持って来てくれたのがFF2でした。

（えー、僕はDQ教だよ。FF1もやってないのに〜。
と内心思いながらも、
せっかくの叔父さんの勧めを断わる訳にはいきません。

他にやるものもなかったので、
期待しないでやり始めました。

グラフィックはドラクエと比べると、
この頃はやや荒削りな印象。
天野先生の繊細なイメージイラストを
ファミコンのドット絵で表現するのはさすがに無理あるやろ
と子供ながらにツッコミを入れてました。

しかし進めて行くと…
戦闘シーンに工夫があり、
ドラクエでは見えない主人公側も
アニメーションで見ることが出来て、
これはなかなかいいぞと。

他にもLVの概念がなく、武器や魔法に熟練度が設定されており、
使えば使う程強くなったり、
町の人の会話をメモする機能で合い言葉を思い出したり、
ドラクエとは違う楽しさがありました。

後半で一部の武器が強すぎて、
ゲームバランスが残念なところもありましたが、
トータルでは楽しめました。

叔父さんにも
「良かったよ〜♪
と感謝の言葉を伝えました。

『何事も体験してみるもんだ！

かつてドラクエも食わず嫌いだった事を
すっかり忘れていた少年時代でした。