かなりお久しぶりな このコーナー
この日誌の性質上
スクエニ関連のゲームしか取り上げませんでしたが、
今回は他メーカーです。
PS4とSwich版Xの発売に沸く今の時期なら
当局のお咎めもないでしょう…
ダークキングではなく
『ダンジョン キーパー』というタイトルです。
PC版しか発売されていないので、
知っている方は少ないかも。
プレイヤーが “神” になる『ポピュラス』という独創的なゲームを作った
ピーター・モリニュー氏の作品で、
今作ではプレイヤーが魔王となって
勇者を迎え撃つというダークファンタジーとなっています。
プレイヤーが 勇者=正義 になるのが当たり前だった当時のゲームとしては
斬新かつ、ゲームとして非常に良く出来た作品でした。
基本はダンジョンを掘って拡大し、
魔物を召喚して、自分のダンジョンを
強化していきます。
ただ闇雲に広げればいいという訳ではなく、
敵の侵入経路を考慮したり、
魔物に快適に過ごして貰うために
部屋を構築していく必要があります。
寝床やエサ場の用意、
そして給料も払わなければなりません!
時にはサボっている奴を張り倒す愛のムチも!
魔王も楽ではありませんw
そうこうしているうちに、
勇者達がリアルタイムで攻めてきます!
その圧倒的力で、
かわいい部下の魔物達を次々と殺戮し、
宝物を略奪していきます!
こっちはダンジョンの中で静かに暮らしたいだけなのに!!
普段私たちがクエストの名の下に、
なんの迷いもなくやっている行為も
魔物側からしたら
いつもこんな理不尽さを感じていることでしょう
“ 正義とは何か ”
考えさせられます。
どうすれば攻め込み難い
ダンジョンになるのか?
罠や魔物の配置を考え、
それらが上手く決まって
勇者達が倒れていくのを見ると
それが快感になっていき…
いつの間にか
ニヤニヤと悪魔の笑みを浮かべているw
そんな背徳感も味わえる作品です。
いつか家庭用ハードに移植されないかな
と思いながら、
はや何十年も経ってしまいました。
最近、何気なくネットで調べたら、
なんと数年前にスマホのアプリに移植されているではありませんか!
リニューアルされ、
全く別のゲームになっているのは
残念でしたが、
ダンジョン作成の楽しさや世界観は
当時を思い起こさせてくれました。
※写真は昨年のハウコンのものです。