なんで、戦闘前の話をこんなに長く書いているのかというと、この「打ち合わせ」の事例に、けっこうドラクエXでの楽しみ方の根本的なところが含まれているかなあと思ったからなんです。
ドラクエXというのは、本当に幅広い、多様な楽しみ方のできるオンラインゲームだと思います。
オフラインゲームのように、完全にひとりきりでも遊べるし、ギンギンにガチ冒険者で固めたコロシアムの斬るか斬られるかの対人戦まで楽しめる、ゆるゲーマーからガチゲーマーまでが同じ場所にいられる、稀有なゲームかなと思います。
それだけに重要になってくるのが、「どう遊びたいか」なんですよね。
今回の悪霊討伐にしても、「効率優先」か「交流優先」かで、人の選び方自体が変わってくる訳です。
このへんの意思確認がきちんとできないと、せっかくの楽しいはずの討伐がぎくしゃくしてしまいかねません。
だからここの意思確認には、時間をかけたつもりです。
1月23日に、ぐれこちゃん、ユキさん、ルイスでルームチャットで打ち合わせをしたのですが、その前からぐれこちゃんとこのあたりの話をしており、ぐれこちゃんご本人は、武闘家はまだ育て中であり、悪霊に戦士でいけるけども撃破まで25分かかったので、「参加はガイアだけでいいよ」と、討伐効率を考えて、悪霊参加を遠慮される話もご本人からあったのです。
でも、それをロックさんとユキさんに伝えたところ、「25分かかっても撃破できるのであれば、ぐれこちゃんと行こうよ」って返事でした。
そうやって、行く予定の人たちの「意思」を、ミルフィーユのように丁寧に積み重ねていき、戦闘における不利条件もみんな納得の上で、「1月25日、楽しみだね~」ってことになったんです。
昔、ガチ系の友人に、真のヘルプを頼もうとしたことがありました。
その答えは声をかけたときからNOで、理由は「ヘルプで行くと、足手まといがいるから嫌だ」でした。
おそらくこの友人は、野良が基本なのでしょう。野良募集は上手な人が多いですからね。
野良の場合は、募集者の中には、けっこう時間をかけて、募集条件にOKしてくれる人を集めてから現地へ向かう、という人も多いです。募集条件は様々ですが。
当然ながら、参加者の最大HPとか、攻撃力とかのスペックを提示した募集もあります。能力ありきな訳です。
上記フレは最も極端な例としてあげましたが、同じドラクエを楽しむ人の中でも、これだけ楽しみ方に振れ幅があるんですよ。
でも、ゲームですし、不正行為でも何でもありませんから、どっちが良いとか悪いとかじゃないんです。
それだけに、「その人が何を、どう楽しみたいか」の確認が重要になってくるのかなと思います。
私自身は、素は若干効率寄りかもです。
コーチしてもらいながら、PSを磨くのもけっこう好きです。
ただし、一番重要視したいのは、一緒に行こうと言ってくれた人が楽しくやれているかどうかなんです。
たとえば、PSを磨くのが好きな友人と行くのなら、ツメ物理の猫からオーブが出るまで10戦とかで、「タゲ見ろ!」言われて「はいぃい!もっと鍛えて!」なんて感じも楽しめますし、さっくり倒すのが良い、という友人とであれば、パラ魔法でプスとかも全然OKです。
一緒に行く人たちの笑顔が見たい。それが重要かなと。
そこを確保するために、自分は水のように相手によってカタチを変えていきたいと思っています。
私は本番に弱い人なんで、準備に早めに力がこもりがちで、友人発端・友人開催であってもつい自分で先回りして根回ししちゃったりと出しゃばりすぎてしまうところがあるなあと、ちょっと反省してもいますが。^^;