昔々、あるところに北風と太陽がいました
二人は自分が一番強いと信じ互いを嫌っていました
ある日、北風は太陽に言いました
「太陽さん、暖かいだけで私に勝てると思ってるんですか?」
太陽は言い返しました
「北風さん、風が強いだけで私には勝てないですよ?」
二人の会話は噛み合いません
そんな時です
二人の前に一人の旅人が通りかかりました
北風は良いことを思いつき、太陽にこう言います
「太陽さん、あの旅人の服を脱がした方が強いというのはどうですか?」
太陽はなにかに気付き勝負を受けました
「いいでしょう、どうせ私が勝つのだから」
そう言うと太陽はニヤリと不敵に笑いました
/ニヤリ\
まず先手を打ったのは北風でした
北風はピューと強い風を吐きました
旅人はあまりの寒さに身を固めてしまいました
北風は更にピューピューと強力な風を吐きました
/ふはははは!吹き飛べ吹き飛べー\
旅人は身を固めていましたが
ついに服が飛んでいってしまいました
/うぅ~寒い((+_+))なんなんだ今日は\
北風は笑いが止まりません
何故ならもう脱がす服がないのですから…
「太陽さん、もう脱がす服がありませんよw敗けを認めたらどうですか?」
しかし、太陽はニヤリと笑いながら旅人に暖かな日差しを送ります
北風「ま…まて太陽よ!それ以上脱がしてしまっては規約に違反してしまうではないか
ドラクエ10はCERO Aだぞ」
太陽はそんな言葉に耳を貸さずに旅人に暖かな日差しを送り続けます
ジリジリと
照りつける
日差しに
旅人はたまらなくなって
ヅラを取ってしまいました!
/蒸れるわーこんなん着けてたら蒸れるわー\
これを見た北風は素直に敗けを認めました
このお話は北風の様に無理矢理ではうまくいきません
太陽の様に相手の気持ちになって考えれば人はちゃんと
動いてくれるという教訓です。
あとヅラの人には優しくしましょうという話です。