千年ぶりとなる彗星の来訪を一ヶ月後に控えたアストルティア
山深い田舎に暮らす女子高生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。
町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き習慣。
小さく狭い町で周囲の目が余計に気になる年頃だけに都会への憧れを強くする
\来世はジュレットのイケメンウェディにしてくださーい!!!/
そんなある日、自分が男の子になる夢を見る
見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのはガタラの街並み
念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。
一方、ガタラで暮らすおっさん、パンツマスクも奇妙な夢を見た
行ったこともない山奥の町で自分が女子高生になっているのだ
\これが……俺?/
繰り返される不思議な夢、そして明らかに抜け落ちている記憶と時間
二人は気付く
『私/俺たち入れ替わってる!?』
幾度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも現実を少しずつ
受け止めるパンツマスクと三葉
そして何が起きているのがパンツマスクは三葉にメモを残す
「ハァ…ハァ…おじょうちゃん彼氏いるの?年は?種族は?性別一致?
ちなみに僕はドワーフだよ」
しかし、気持ちが打ち解けてきたと勘違いした矢先
突然、入れ替わりが途切れてしまう
\うわぁぁあああああぁぁああんんん!/
/もっと女体でいたかったよぉぉおおおおおお\
入れ替わりながら同時に自分達が特別に繋がっていたと勘違いした
パンツマスクは三葉に会いに行くことを決心する
「まだ会ったことのない君をこれから俺は探しに行く。」(ストーカー的思案)
だだが着いた先には意外な真実が待ち受けていた…
出会うことのない二人の出合い。
運命の歯車が、いま動き出す
映画『君に縄』いよいよ公開!