パタ「ババ様や」
お婆「今日はなんの用じゃい?」
パタ「俺の名はパタパタ、短体さ、でもこれは仮の姿…」
お婆「そのくだりは前回聞いたよ」
パタ「そうか、じゃ飛ばして本題に入る・・・」
お婆「文字制限も厳しいんじゃ、はよ進めておくれ」
パタ「この縮んだ体を元に戻したい!」
お婆「だったら教会で戻してもらえばいいじゃろう」
パタ「いやいやそーいうことでなくて・・・」
お婆「?」
パタ「昔から元の体にもどるのは女の子のチューと相場が決まっているだろう」
お婆「そうじゃったかの~?」
パタ「紅のブタや緑のカエルだってチューして元にもどっただろう」
お婆「ほうほう」
パタ「毎日日課ばかりでの~、漢には浪漫が必要なのだよ」
お婆「浪漫ねぇ~」
パタ「そこでのぉ、ヒロインを探してほしいのだ」
お婆「ほう、ヒロインとな?」
パタ「そもそも円盤も3枚目だというのにまったく色気がないぞ!」
お婆「で、ヒロインを紹介しろと?」
パタ「でも幼馴染とか空手が強いとかいう設定はいらないぞ」
お婆「迷短体の設定にピッタリだとおもうが」
パタ「とりあえずメインヒロインはかわいい妹タイプがいい」
お婆「一人だけじゃないのかい?」
パタ「男の浪漫には対抗するヒロインがいないとストーリーに深みがでないのだよ」
お婆「めんどくさいね~」
パタ「メインの子はおっぱいが、こう手の平に収まる感じくらいの娘で・・・」
お婆「・・・」
パタ「もちろん対立するヒロインは巨乳でゴージャスな感じがお約束だぁ」
お婆「漢の浪漫とは分からんのぉ~」
パタ「こう、なんか守ってあげたくなる感じがいい」
お婆「ふむふむ、それじゃ基本仕様は悪の組織や魔王軍に狙われるみたいな感じがいいかい?」
パタ「ババ様、浪漫が分かってきたねー」
お婆「立派なジェダイになるお話しは私も好きだったよ」
パタ「ババ様、それ歴代でも1番痛い感じのヒロインだよ、兄弟設定はダメ」
お婆「文句がおおいの~」
パタ「キーボード打つのも疲れてきたしそろそろ占っておくれ」
お婆「どれどれ そいじゃちょいとうぃんどーずでググってみようかね」

パタ「よろしく頼む」
→ーー検索中→ーー
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お婆「う~~む~~」
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パタ「・・・」
→ーー検索中→ーー
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お婆「みえてきたぞぃ~」
パタ「おおー」
お婆「女の子が妄想する白馬に乗った王子様はきっとこんな人!ってサイトがみえたぞ」
パタ「???」
お婆「つまりじゃ、ヒロイン側にも言い分があるってことじゃ」
パタ「おおう?」
お婆「ひとーつ!とてつもなく優しいが悪いことをしたら叱ってくれる!」
パタ「?」
お婆「ふたーつ!自立していて女性に家事・育児をまかせっきりにしない!」
パタ「??」
お婆「みぃーつ!かなりの年収だが謙虚な性格!」
パタ「???」
お婆「よぉーつ!フレンド想いのいい男だがそれよりも恋人である自分をさらに大切にしてくれる!」
パタ「・・・」
お婆「いつつぅ!どんなワガママでも出来る限り叶えてくれようとする!」
パタ「・・・・・・」
お婆「むぅーっつ!毎日見てても飽きない超イケメンなのに自分以外の女に興味を抱かない!」
パタ「・・・・・・・・・」
お婆「ななぁーつ!いつも笑顔でユーモアのセンスが抜群!」
パタ「まだあるですか・・・」
お婆「やぁぁっつ!世界で一番愛していると心をこめて何度もいってくれる!」
パタ「・・・」
お婆「ここのつぅ!女の子のコンプレックスをむしろ素敵だよっと受け入れてくれる!」
パタ「・・・」
お婆「以上がヒロイン側の言い分じゃ!」
パタ「・・・」
お婆「・・・」
パタ「ババ様や」
お婆「・・・」
パタ「謎はすべて解けた!」
お婆「・・・」
パタ「ヒロインはもう少しレベルを磨いてからにするです・・・」
お婆「・・・」
パタ「・・・」
お婆「真実はいつも1つじゃよ~♪」