チラリズムとはエロスのごく初期の段階に発生する最初の現象である。この「チラリ」を意図的にさり気無く女の武器として使う女性、いわゆる「計算女」と呼ばれるが、真にエロチックなものは衣服の裂け目からチラチラと覗く白い肌であり、偶然か計算かは僕にとってはどうでもいい話だ。
まったく興味がない。
このチラリズムの特徴に、主に短いスカートからパンツがわずかに見えている状態「パンチラ」がある。これは意識してモロに見せる事ではなく、何らかの事情で(風が吹く、跳ねる、転ぶなどで)ちょっとだけ見えてしまう状態を指す非常に人気の高いチラリズムの手法だ。また、女性の脇側から胸の側面の輪郭を魅せる手法、通称「ハミチチ」、これは女性が横を向いた状態でオーバーオール等を羽織るなどして、ギリギリ露出度で乳房がチラリと見えてしまう状態で、こちらも人気の高い手法となっている。
実に興味深い。
ではなぜこれらの現象に我々オスはある種の興奮を覚えてしまうのか?
現象にはかならず理由がある。
これはまだ仮設の段階だが、偶然の部分的な覗き見への性的興奮、理論上見えるけれども確率的にはほぼ見えない存在、普段なかなか見れない対象が不意打ちのように偶然見えると、得した気分になる小さな幸せ的要素が発生する。つまり対象を魅せる手法として、偶然を装う演出が観衆に意外な効果を与えるというのがチラリズムの正体で、僕はこの中に究極のエロスがあると考えている。ミニスカートからチラチラ見えるのが「パンチラ」…、ならば、強風などでスカートが捲り上がり、一瞬だがパンツが全部見えてしまう状態、仮に「パンモロ」としよう。だが、ここまで見えてしまうとあまり嬉しくない。下着をわざと見せるためのファッション「エロカワイイ」というのも若い女性の間で流行っていると聞くが、近年はエロの性的ニュアンスがやや緩和され、エロいがすてきなという意味で、バブル経済崩壊後から長く続いた「かわいい」が、新たな成長段階へさしかかってきたのではないかと、これらのことが最近の研究データーなどから分かってきている。ここアストルティアにおいては、このチラリズムを表現できる装備が非常に少ない。スカートの下がショートパンツという装備が大多数を占めている。これは僕たち科学者に言わせればナンセンスだ。ありえない…。人間が成長する最大のエネルギー源、それが好奇心でありエロチシズムスだ。しかし見えすぎてもよくない、やはり「パンモロ」は邪道だと言わざるえない。「気になる」というのは知的好奇心が刺激されていることを意味するが、この好奇心を放置しておくことは罪悪である、感情論は論理的ではない。
仮説は実証されて初めて真実になる。
だから僕は真実をを明らかにするために写真を撮りに行こうと思う。アズランにはセクスィーネタを自虐的に使うパンモロのオガ子の存在が(資料参照)確認されている。現象を分析するにはすべての可能性を探る必要性がある。自称女子力が高いとされるそのオガ子を検証することもなく、ただ自分の考えや感覚を合わないからというだけの理由で「パンモロ」の意見を却下するのは、向上心のない怠け者のすることだ。物事には見えないものがある、それこそが一番重要かもしれないんだぞ!虚像を追い求める人生もあるということだ。
そうだろ?キシタニクン…(・ω・。)?
※参考資料 http://hiroba.dqx.jp/sc/diary/439197536646/view/4146876/