メファ:能力傾向「火力特化型魔法剣士」
使用可能魔法(一部)
・『獄炎』系統 (強度7~9)
炎系の魔法の中でもかなり異質な部類の魔法。闇と炎の複数属性で、受けた対象の耐性の低い方でダメージ計算が行われる。また、獄炎系の攻撃を受けた者は長時間に渡り継続ダメージを受け続ける。
獄炎を火球にして投げつける『獄炎塊』、獄炎を武器に纏わせ強化する『獄炎の武器』等、メファは様々な種類のものを習得している。
・『死』系統 (強度6~9)
主に『死の帳』を好んで使用する。半径5キロメートル以内にいる即死耐性の無い相手を即死させる魔法で、"国引き"の対象となった場所にはほぼ例外なくこれが複数回に渡り使用された。その結果は、国土を併合した後のグリムの人口の少なさを見れば明らかだろう。
・『最終戦争』(強度10)
メファの使用できる唯一の強度10の魔法。全長40メートル程の炎の巨人を大量に召喚し、辺り一面を焦土に変える。
使用後、呼び出した炎の巨人の数一体につき3日間、この魔法は使用できなくなる。メファ曰く、この魔法に召喚数の限度は存在しないらしい。
特殊技能(一部)
・烈火&常闇
攻撃した対象の炎耐性or闇耐性を25%引いてダメージ計算を行う能力。これがあるため、炎と闇に耐性100%の相手であっても多少のダメージを与えることができる。
・魂喰らい
生物の命を自らの手によって奪うことにより、自身の能力を向上させるスキル。上昇率は奪った命一つにつき1%と低いが、自分や味方の召喚物も生物にカウントされるため、上昇量の上限+100%までは意外とあっという間だったりする。
装備品(一部)
・"頑丈な"ロングソード
異界の金属を使って作られた、そこそこ鋭利で、まあまあ重厚で、とんでもなく頑丈なだけのただのロングソード。
只々壊れにくいことに特化して作られており、たとえ武器をも貪る獄炎が刀身を覆ったとしても、中々壊れることはない。
・不死鳥の飾り羽
とある国で信仰の対象とされていた不死鳥を殺し、その絢爛な尾羽を使い作製されたアクセサリー。装着者に完全なる毒や疾病、即死に対する耐性を与え、強力な自然治癒能力を齎す。
彼女が皆殺しにした国の住民は、皆一様に不死鳥の加護に頼りきり、努力というものを知らなかった。
今日少女の胸元で紅く輝くその羽は、戦場において彼女の恐怖の象徴として知られている。