葉は色付きつつ、栄養の行き渡らないものはもう既に力尽き、落ちて地面に積もっている。今丁度、季節は移り変わろうとしている。
きっと皆一様にこの秋の気配を心で、はたまた体で感じている事でしょう。移ろいゆく季節の中で、移ろいゆく人々。
流れ、流れ、流れる。人は何処へ?それは神のみぞ知る。
あの猛暑も喉元過ぎればである。何処へやら(今日はちと暑かった)
心もまた移ろう。真夏の暑さに高揚していた気分も一気に落ち着いてしまった。人は季節に、自然に順応する様に出来ているのかもしれない。
この夏購入した本の中に、表紙は求めていたもの通りで読もうとしたら中身が違うという現象が起きた。びつくり。ギリシャの哲学者の本を買ったのに中身は荘子。胡蝶の夢で有名な偉人である。これはこれを読みなさいという事と思い少しずつ読んでいる。
このお方の書いている中に心に起こる変化についてのページがあった。ふむふむ。楽しいや嬉しい、悲しいや腹ただしい等の作用がなぜ起きるのか。周りからの作用がなければ心にも作用はしないし、また自分が無ければ様々な心の変化も起きない。姿の見えない自分を超えた何者かがいるようであると述べている。
それは何なのかは人には分からないらしい。
だが心に起きている確かな現象。心の不可思議は永遠の謎である。その何者かの事を「真の主催者」って言っている。神さまかしら?どうなのかしら、、、神のみぞ知る。
ふっと湧いてくる感情や思う事の不思議。
そしてつい昨日見た動画で聞いた事。思考は5次元、感情は4次元。この現実は3次元。心に起こるあれこれは3次元を超えたすごい世界のお話って訳ね。現実空間を越えた事が人には起こっている。3次元に存在する自分を越えたものを自分がもっちゃっているという。それはもはや自分ではないのではと秋の夜長に巡らす思考。こんな話を聞いちゃった日にゃぁ人生お面白味が増すってもんでさぁ。
そだ。ドラクエ10にも哲学者の名前をもじったっぽいキャラクター(メモっておけばよかった><確かいた気がする)武器の名前の中にもヘラクレイトスの言っていた万物流転という考え方の杖もあります。今度見かけたらご紹介してみようかしら。ドラクエ10。素敵な世界観が広がっていてやはりおもしろいです^^
追伸
荘子は地球が青く見える事を衛星もロケットも無い時代に想像力を駆使してその考えに至ったすんごい人でした。偉人、、、恐るべし!次回は、、、恐らくポエムですw