なぜだか最近、以前ほど自分の過去を振り返ったり、考えたり、懐古したりという事がほぼなくなりましたじゃ。
理由はよく考えてみなければ分かりませぬが(記憶が褪せていっているのでしょうか><)
激しい(自分の中では)後悔も、抱えていた不安も悲しみも泡沫の夢の如く。
もしかしたら自分なりにうまく消化できたって事やもしれませぬ。
そして優しくしてもらった事の暖かさ。
これだけは在り在りとよみがえる。
その都度うまれる感謝の念。
もしかしたら人生には
最後まで感謝が残るように神様がインプットしてくれているのかもしれませぬじゃ。
沢山失ったとしても残るもの。残ったもの。
大切な想い出の中に。
想い出に揺られて。
会いに行こう。
私の大切に。
「ゆりかごに揺られて」
今私は一人で 小さな星を見上げてる
そして小さなため息をつく
今私は一人で 小さな眠りに就き
そしてあの日々の夢を見る
今私は一人で 小さな朝を迎え
そして喉も通らないのに作るご飯
今私は一人で 囁く様に「行ってきます」を言う
そして誰も居ない部屋を後にする
ひとりでに進む様な電車
ひとりでに始まる様な今日
ひとりでに流れて行く様な景色
ひとりでに揺られる私
働いている時でさえも
笑っている時でさえも
ひとりでに想い出に、、、
想い出にひとりでに揺られている
あの日々に揺られている
私は今一人で
想い出に揺られている
涙は今にも溢れそうだけれど
確かに幸せだったんだと
思わせてくれる日々に
揺られながら
揺られながら
今日も
泣きそうになりながら
微笑んでいる
この
ゆりかごに揺られて
fin