『闇騎士物語』 (2/10)
アルバナム王国の姫カシアが失踪してから1年後。
隣国パルジェと些細な事から、戦争が勃発した。
多くの兵士達が死に、憎しみが新たな憎しみを産んでいく。
アルバナム王の息子2人も、戦争にて戦死。
嘆き悲しんだ王妃は病に倒れ、そのまま帰らぬ人となった。
たった1人取り残されたアルバナム王。
孤独は辛く、生きているなら娘に会いたいと願った。
しかし、娘は、カシア姫はいない。
闇騎士の紋章が発現してから、アルバナム王が目を背けた故に。
数日後、王は復讐の鬼となる。
「分かったぞ!娘に紋章が発現したのは、パルジェ王国のせいだ!
殺してやる!皆殺しだ!滅ぼしてやる!」
戦争が激化していく中、魔物の被害が増えた。
原因は…国を守るはずの兵士達が、戦争に行っていたから。
そんな時、魔物を倒し、人々を救う英雄が現れる。
ある人物を思い起こす姿と戦いぶり。
感謝と畏怖をこめて、こう呼ばれた。
闇騎士と!!