アネットは………ここだ!
よもや、飾り鎧の中に隠るとは(>_<)
匂いがなければ、発見出来なかったよ。
アネット「うう、匂いで発見されたくなかったです。」
ガチャガチャガチッ←鎧を脱いで出てくる音
ふふふ、これで全員見つけた。
時間もギリギリセーフだったよ。
鬼の勝利( *´艸`)
そして、私のヘソクリも守られた!
アネット「………。」
アネット?
アネット「私、私、そんなに匂いますか!?」
うん。
アネット「ガーーーーーーン!!」
凄く良い匂いだよ!
花ように可憐で、蜂蜜より甘い感じで、うっとりする匂いだよ!
アネット「そ、そうですか…臭いとかじゃなくて安心しました。」
一生くんくんくんしたいです。
アネット「通報しますよ(´ω`)ニコリ」
すいませんでした!
アネット「あと、ヘソクリの件ですが…。」
なんで、ばれたの!?
ミレーゼは言っていないはず。
アネット「いえ、近くで会話していたので、全部
聞こえていました。」
ぎゃー。
そういえばそうだ。
飾り鎧の近くで話していたよ…。
もっと早く匂いに気がついていれば…。
アネット「怒らないですよ。もともとはカシネ様が稼いだ
お金ですから。」
わーい(*ノωノ)
さすが、アネット。天使だ。妖精だ。女神だ。
ヘソクリはアネット本を作る為の資金だよ。
アネット「アネット本!?」
いつものカメラだと、良い写真が撮れないから。
高性能の望遠レンズのついたカメラとか
夜でも平気な暗視カメラとか
露天風呂でも壊れない防水カメラとか
色々欲しいんだよねー。
前作った写真集は、アネットに没収されたり、燃やされたり。
………はっ(;゚Д゚)!←ようやく言っていけない人の前で
暴露した事に気がついた愚か者
アネット「………。」
あ、あ、あ、あ、あ、アネット!?
ニコニコしながら、鈍器を振りかぶるのは、やめ…
ぎゃにゃああああああああっ!!
こうして、隠れんぼの鬼は退治され、家に平和が戻った。
終わり(=゚ω゚)ノ