お母様、前から気になっていった事があるんです(/・ω・)/
マローネ「あら?何かしら?」
それは…
お母様の使っているティーカップです。
大きくないですか!?
マローネ「そ、そうかしら?子供の時から、このサイズだったけど…。」
なんですと(;・∀・)!?
マローネ「一般人と王侯貴族の違いじゃないかしら?」
それはないです!
見て、お母様!
一般的なワイングラスが、このサイズです。
おかしいでしょ(`・ω・´)
マローネ「た、確かに…それだと大きく見えるわ。でもね、カシネ。
このティーカップを触ってみて。」
うに?
(手にとってみる)
こ、これはああああああぁっ!?
軽い。
とてつもなく軽い。
手触りも凄く良い…スベスベというか滑らかというか。
いつまでも触っていたい。
おまけに指で弾くと、まるで楽器のように心地よい音までする。
なんで!?
マローネ「そのティーカップは、100万ゴールドもするわ。」
100万!?
つまり、匠の技と貴重な材料で作られた超高級品?
まじで(;゚Д゚)!?
マローネ「欲しいなら、1つ持ち帰る?」
…欲しい。
アネットにプレゼントしたい。←うちのメイドさん紅茶大好き設定( *´艸`)
た、ただで貰っていいの?
マローネ「パパママ、だいだいだーい好きって言ってくれたら♪」
Σ(・ω・ノ)ノ!?
この歳になって、そんな恥ずかしい事を!?
うぐぐっ。
数分後。
真っ赤な顔をして走り去るカシネを、多くのメイド達が目撃した。
その手には、大きなティーカップが…。