(猫執事(以下、猫))「お嬢様ー、起きてください。大晦日までに掃除終わらせなきゃならないんだからお嬢様も手伝ってください」
(魔族の娘(以下、娘))「眠ーいー。タマ(猫執事の名前)、アンタ全部やってよ」
(猫)「そんなに怠けてるとお父様(魔界の貴族。かなり偉い)に言い付けますよ」
(娘)「わかったわよー、やればいいんでしょやれば」
(猫)「まずお嬢様は伊勢丹に行って正月用の飾り付けを買ってきてください。あと、魔界の学校の先生にはちゃんと年賀状を…」
(娘)「えー、あのアゴおやじ私好きじゃないしー」
(猫)「あなたは将来魔界でいろいろなえらい人と交際するんですよ。そんなにだらしなくてどーするんですか」
(娘)「わーったわよ、もう。」
(娘)「タマー、助けてー、あたしこたつの怪物に食べられるー」
(猫)「ふざけないで早く仕事してください。あとお嬢様のパンツの趣味、変ですよ」
(娘)「うっさいわねー、これはママのブルマなのよ。こんな格好じゃ下が冷えて仕方ないし」
(娘)「よし、門松もつけたし、これで準備オッケーね」
(猫)「結局お嬢様がした仕事ってこれだけですね」
(娘)「アンタはいつも一言多いのよ」
(娘)「今年もいろいろありましたが、来年も皆様、どうか夜露死苦お願いいたします」
(猫)「お嬢様はこの240年ずっと彼氏がいないので、人間界の皆様、どうかお嬢様と付き合ってください。足らないとこはこの私めがお世話いたしますので…」
(娘)「ウチで美少女ばっか出てるラノベばっか見てるアンタに言われたくないわよ」