2015-01-11 21:32:37.0 2015-01-11 21:34:01.0テーマ:魔法の迷宮
「「なかまをさがす」機能 改造案」改善のねらい(3)「前提として踏まえる魔法の迷宮の問題点(後編)」
(前編より 文字数制限に収まりきらないので前後編に分けました)
だから、「全滅即強制解散仕様」の迷宮以外の所で組む機会を増やす、そこに意味がある。
自動マッチングということは、パーティを誰が組んだかという責任の所在が無いという事。
それはパーティリーダーの負荷というものを誰にも背負わせず、
パーティを成立させる実利を優先したものでしょうが、
それは同時に印象に残らない。
パーティの顔は誰なのか、交渉の途上で何を話したのか。
本来はそこを含めての思い出なんだと思いますが
全ての人がそこまで考えて行動できるわけではないから、現在の仕様が容認されてるんでしょうがね。
全滅即解散という事は、全滅したらパーティが解体されちゃって改善の為の助言の機会すら事実上失われる。
一応、組んだ履歴というのは冒険者の広場に残る訳ですが、
プロフィール非公開にしている人や掲示板を使わない設定にしている人は
フレンド登録していない限り、パーティを解散してしまえばその後の連絡自体がまず出来ない仕様です。
そもそも掲示板上で「あの動きはこうすべきでしたよ」なんて言えますか?
掲示板上に残した言葉は、チャット上の言葉と性質が異なります。
チャット上ならまだいい、擬似的にでも相手が目の前にいるような錯覚を覚えるしあくまで「会話」であるが故に相手の反応を見て言葉を修正していけるからです。
でも掲示板上は文字のみ。より印象としてはきつく残る訳だから
否定の言葉なんて誤解される要素が強すぎて
いわれる本人が望まない限り滅多に口に出来ませんよ。
だから直接会って話す(様な錯覚を覚える)チャット上の言葉が重要で、
だから「全滅即解散」という状況は縁をそこでブッツリ切ってしまうわけだから、未熟な本人のスキルアップの為には本来望ましくない事なんですよねえ。
ただ、連絡がつかない仕様を採用しているのも致し方ないところはある。
それはメジャータイトルで人が多いが故の苦肉の策なんでしょうが、
トラブル回避の方法としては至って消極的だと思います。
けど、ね。だから、現仕様を肯定した上で、フレンド登録・チーム参加を促していくより方法が無い訳ですね。
パーティシステムの改良という事は、結果的にはそこらへんの振興策なんだと思います。
濃密な人間関係をどう作るか、そこにどうつなげるか、そこが重要なわけで。
魔法の迷宮の現状ではそこにつなげにくいわけですよ。
だからそれ以外の方法でのパーティマッチングの充実の一つとして、
すなわち「なかまをさがす」システムの改善が重要になってくるわけですね。