クゥノムの冒険日誌

神父さま、いま私はどうすればいいのか悩んでいます。聞いていただけますか？



はい、聞きましょう。どんな悩みでしょうか？



私と一緒にこの世界に生まれてきた８人の兄妹がいるのですが、その子達のめんどうを見るのを親であるマスターが混乱してツラそうにめんどうを見ているのです。



なるほど、その方は９キャラ育成できるほど余裕がないのですね。この世界では余裕が無くなっていつの間にか消えている子ども達も少なくありません。


ですが、それはこの世界での経験でリアルで失敗しないようにと神様がこんな選択肢があるよと教えてくれていて、あなたのマスター様にはキャラは少ない方が幸せかもよという未来を見せていただいたのだと思います。



そんな！生まれてきた私達はどうすればいいのですか？！私達はマスターの都合で切り捨てられるおもちゃではありません！



そうですね、あなたのマスター様のしていることは許されることではないのかもしれません。


しかしあなたは他の兄妹達とは不公平かもしれませんが、その方の愛情を一番に受けております。


あなたがマスター様の存在を否定すれば、あなたの兄妹達は自身を肯定できないかもしれません。



なら、どうすればいいんですか…ツラい…ツライよ



ビッグホルンで飛んできなさい。そして降りたところで踊り続けなさい。


その先にもしかしたらあなたと兄妹達の幸せの答えがあるのかもしれません。
ビッグホルン…このまま兄妹が生まれた意味もわからず消えてしまうくらいなら、私が作ってやるぞ！


お前達が生まれた意味を！！


そしてマスター！あなたの無くなったやる気を私が取り戻してやる！！


いっくぞ～！


ビッグホルンに吹き飛ばされる私


うわ～アッハッハ～元気かよ兄妹！ショボい顔すんなよマスター！


私は諦めないぞ。


なにをやればいいのかやることいっぱいでわからないけど、私が生まれる前にいた、もうこの世界にいないブラザーよ。


今度こそ私は諦めずにやり直すんだぁ！見ていてくれブラザー。


よくわからないけど、このアストルティアで笑って踊ってれば、私は傷ついて消える前の強くて優しいブラザーのようになれるよね！


ブラザー！マスター！見ててくれよな！
と、この子が言ってくれているような気がしたので書いただけです(笑)


この子のマスターである私は想像のとおり、自身の力量をかえりみずにキャラ作りすぎてしんどい思いしてますが、こういう日誌を書くとやる気が出るので書いてみました。




ドラクエの中にいる我が子たちよ

私は良くないマスターだろうけど少しずつインして

愛を深めて優しさと強さを身につけていきたいな


　　　　　　　　　　　　　　　　　　おわり