4月5日 月曜日
すると、ミヅキ(小5)は、あろうことか、
「じゃ~私、ツヨシの恋人になるよ~! ず~っと前から好きだったし~
それならいいでしょ~!」などと、言い出しました。
僕は自分の妹のアホさに呆れて「はぁ~っ」っと、ため息を吐いた後、
「いい訳ないだろ~ 迷惑なこと言ってんじゃないよ~!」とミヅキに言うと、
それまでニコニコしながら話を聴いていたツヨシが急に真顔になり
「迷惑なんて事は無いよ! むしろ、ゆうきの妹が恋人になってくれたら
最高に幸せだよ!」とキッパリ言いきりました。
僕が呆気にとられていると、ミヅキは、すかさず、
「やった~! じゃあ今からツヨシと私は恋人同士ね!」と言いました。
リョウタも悪のりして「ミヅキちゃん、おめでとう!」と言いました。
その後ゲームは、おしまいにして、お風呂に入りました。
男子一緒に入るのはキモいから一人ずつ入ることにしました。
くじ引きの結果、僕から先に入りましたが、
さっきの事が気になって、しょうがありませんでした。
>>> 続く