毎度どうも! レッズラウンジでの出来事を改編してお届けしております。
アリシア劇場『食い意地張った勉強会』
ここはとある正義の使者が集まる組織、魔法学特捜隊本部。
今日はここで勉強会が行われていた。
ハニー 『シアちゃん平気・・?』
アリシア 『んあ~、ぐで~』
レッド 『アリシア隊員、そろそろ勉強会始めたいのだが?』
アリシア 『無理です~、お腹空いたんです~』
レッド 『やれやれ、仕方ない・・・』
アリシア 『んん??』
レッド 『ここにメルサンディ産の名物お菓子が7つある。』
アリシア 『おおーーー♪』
ハニー 『名物麦焦がしだね♪』
レッド 『今3つ、勉強会が終わったら残りの4つをやろう』
アリシア 『ダメですダメですそんなの!』
レッド 『なぜだ!』
アリシア 『今お腹空いてるんです! 今4つ下さい!!』
レッド 『・・・・・猿なのかね君は?』
アリシア 『むきーーーっ! 何でですか!?』
レッド 『わかったもういい、今4つやる。 ほれ』
アリシア 『わーい♪』
イエロー (朝三暮四・・か・・)
レッド 『そろそろ始めるぞ!』
アリシア 『はーい♪』
レッド 『はい、人間万事塞翁が馬の意味がわかる者は?』
イエロー 『はい、それはですねー・・・』
イエローはテキパキと答える。
アリシア 『イエローちゃん凄い、何でもわかるんだね!』
イエロー 『えっへっへ~』
ハニー 『それに比べてシアちゃんはダメね、お勉強不足ね』
アリシア 『え~、ハニー姉さんだって全然答えてないじゃない!』
ハニー 『いいのよ私は。 私はシアちゃんに期待しているの』
アリシア 『ぶう、何をさ・・』
ハニー 『シアちゃんならきっと出来る。 そう信じてわざと答えないのよ』
アリシア 『そ、そっかー♪ が、がんばちゃおうかなー♪』
ハニー 『うんうんガンバレ。 あ、シアちゃんそのお菓子一つくれる?』
アリシア 『うん、いいよー♪』
レッド 『・・・・・』
イエロー 『・・・・・』
レッド 『隗より始めよの意味がわかる者は?』
イエロー 『はーい、それはですねー・・』
イエローはテキパキと答える。
アリシア 『ぐにゅう・・ま、負けそう・・』
イエロー 『ああ、アリシアさんホントお勉強弱いですね~』
アリシア 『むぐぐ・・・』
イエロー 『でも、それでもいいんですよ』
アリシア 『ん?』
イエロー 『アリシアさんには他の人にはない優しさがありますからね♪』
アリシア 『そ、そっかなー♪』
イエロー 『そうですよ♪ あ、そのお菓子一つ頂けます?』
アリシア 『うん、いいよー♪ あ、お茶買ってくるね』
イエロー 『はーい、いってらっしゃーい♪』
レッド 『・・・・・』
ハニー&イエロー 『・・・もぐもぐ・・♪』
レッド 『君たち・・技を使ったな・・?』
ハニー 『えへ♪』
イエロー 『あ、バレちゃいました?♪』
レッド 『はあ・・やれやれ・・今後その技の使用を禁ずる!』
ハニー 『ええ~っ』
イエロー 『なんでですかあ~』
レッド 『いいかね君たち、アリシア隊員は都合のいい駒ではないのだぞ!』
ハニー&イエロー 『・・・・・』
レッド 『な・・なんだ?』
ハニー 『隊長いつからそんな正義の使者っぽい台詞を言うようになったんです?』
イエロー 『隊長いつからそんな如何にも人良さげな事を言うようになったんです?』
レッド 『きっ・・貴様・・ら・・!』
ハニー 『で? で?』
イエロー 『何でです?』
レッド 『手の内バレたら次に私が使えなくなるだろう!』
ハニー&イエロー 『・・・・・(やっぱり隊長は黒かった)』
完
さて今回のアリシア劇場は如何だったでしょうか!? 出てきたことわざは自分で調べてみて下さいね、勉強になると思います。 本当はことわざについての物語にしたかったのですが中々難しいもんですね。
では最後に一言・・・
『人の振り見て我が振り直せよ・・・』