その後、いろいろあった。
ぶっちゃけ詳細を描写するのも気が引けるし、どんなことがあったかもここに訪れる大抵の人間が経験することだろうからここで内容を書いてしまうとそれはそれで問題かもしれないのだ。配慮需要。
決して写真撮る方法をスッカリ忘れてたせいじゃない。ないんだ。
ざっくりで言うととりあえず電車で各大陸を回り、キーエンブレムというお免状を規定数集めたあたりでかなり移動もスムーズになった。
比較的コストパフォーマンスに優れている町のひとつ、港町レンドアの安宿を頻繁に利用していたところ、茂みの陰に生息していた謎の毛むくじゃらに遭遇。
説明。
彼らの住む世界がアレがナニして魔法の迷宮という場所ができてしまった。
行ってそこにいる敵みんなぶっ倒してこい(Destroy them all.)。
とのこと。
とりあえず参戦、放り込まれた世界の造形センスはなかなか気が触れていて不穏。
どうでもいいけどこの世界のプクリポという種族が絡む事象には根本的に何か深い闇を感じるのはおれの気のせいだろうか。
ここでのサポート仲間は基本同レベルの強さの他探索者がランダムに放り込まれるだけなのでバクチ要素満載。
普段アーツさんとか熟練の探索者にひっついて回って楽をして来た手法はここでは一切使えない。
割り振られる仲間の引きというか、職業配分によっては簡単に詰む。
そういうことなのだ。
ブルーの夜景が目に優しい。
けど出てくる敵は割と容赦ない。引きによっては詰m(略
メリットはもちろんあって、まずお宝の引きがいい。
経験値二倍の階層なんかもあるが、敵も強い。
各階層ごとに配置されている宝箱から得られる消費アイテムで糊口を凌ぎながら慎重に進む必要がある。
…なんかすごく初めて来た気がしないのは気のせいか。
とりあえず初回は進めるだけ進むものの、デカいツノと羽の生えた悪魔三体(しかも復活付き)に粉々にされたあたりで終了。
流石に賢者、僧侶、魔法使い、盗賊のメンバーでは攻撃力不足が否めず押し負ける。
もう少し自分自身の性能を底上げして出来る事を増やしてから挑むしかないのだろう。
頼れるのはやはり己の肉体のみ。拳がルールだ。
まずは戦士系職をちゃんと履修しとこうかな。流石に。