更地を買い、家を建て、中の内装を自在にデザインする。
人生で一度は体験したい(したくない場合もある)一大イベントを手軽にできてしまうのがこの世界のいい所だ。
しかも一瞬。資材だろうがなんだろうが、ぶっちゃけ家自体が出来た状態のものがズドンと転送されてくる。凄まじい。
この世界の細かい背景を推測するのはある意味無粋なのかもしれないけど色々考え出すと止まらないのも一種の醍醐味だったりするよなあ。
というわけで建築。基本に則って四角い家。
なるべく隣家の景観を生かしたいので、外装コンセプトはシンプルに。
かつ内装は無難でいいや。もとい、一応探索時に便利な各種ツールを揃えたい。
思いつく限りの衣食住を揃えるために各地を奔走。
ベッドとタンス、キッチンと風呂、最低限の家具でとりあえずそれっぽくなった。
グレンのしかも雪原だっつってんのになぜか調度がほぼエルトナ風味なのは単にオーガ用の調度が基本デカイくて狭い部屋がさらに狭くなるからという理由以外ない(でもなぜかオーガツボは3つ買った)。
コンシェルジュという名のお手伝いさん(男)をお迎え。オパップとか言ってたのでオパーりんというあだ名をつけたら喜んでいた。なんかすまない。
しかし各種家具、その場所の住民たちが作ったからってことで適当に種族名+家具名という呼び名で売られてるんだろうけどエルフキッチンとかエルフ風呂とかなんかもうケレン味がなさすぎて別の意味で色々な思いが去来するのは気のせいか。
さっそくエルフチェア(座布団)に腰掛けてみる。
逆だった。