カメラを扱うのが苦手だ。
基本的に己を被写体として自画を盛って撮って楽しむ文化というものには縁がない人間?なので、常に『単に自分が』気になったことは何でも現場写真として残す。そういった使い方しか思いつかない。だから概ねシーンよりも状況、物品などの撮った側すらその理由も覚えてないような謎の写真が無秩序に蓄積していくことになる。
そんなわけでほどほどに残していたはずの写真が気付けば100枚をあっさり超えていたので(称号もらって気付いた)、溜まった写真の供養も兼ねて上げどころがわからない物で消すにも惜しいものをぽつぽつ挙げてみようと思う。
まず某職業クエストでお世話になる家の台所にあったこの一連の調度。
何の変哲もない単なる作業台なんだけど妙にリアルかつ生活感がすごい。石材と思われる作業机の下は保冷も兼ねた野菜ストッカーになってるし、多分上部の色が違う部分はおそらく御影石か何かなどではないだろうか。木製のまな板の上には使いやすそうな大きさの菜っ切り包丁。隣のかまどの配置、鍋のデザイン。揃えられた野菜の種類の身近さにキャベツの芯部の妙なリアルさ。正直これを台所家具セットとして販売していいレベルだと思うのは気のせいか。ここの食事は正直、期待できる。
ほかが概ね結構不安になるデザインが多い、というのもあるんだけども(グレンとか)
次。毎度一方的に楽しませていただいてる混沌のパレスこと隣家の大邸宅の敷地の隅の隅、ほんとにどん詰まりに雑に追いやられている黄金のイセエビ。これはなんか初見でやられたというか、存在感が愛しい。いや他の御宅でもたまに見かけるんだけどこれは一目見ただけで忘れられないというか、位置的に完璧というか、一種の恋に落ちたといっても過言じゃない。出来ることならずっと見ていたいあまり屋外にベッドを買った。無駄遣いできないのに、どんだけなんだ。
自分でもわからない。
※注:外です
普通に置けたし、ここで眠って体力を回復させることもできる。
周囲の景観とのミスマッチとかも基本考えなくていい環境なので問題はない。
いちいち部屋に入らずに一切の諸雑務をこなして出ていけるというのは大変ありがたい。
横たわるたびに常にアイツが見守ってくれてる。(画面左端の黄色いアレ)
ここ雪山。
ガンガン昼も夜も雪が降るというか吹雪くんだけど外の素材屋の姉ちゃん達とか普通に営業してるしイケるイケる。
山をなめるなよ。そんな声がどこかから聞こえた気がした。