というわけで筆舌に尽くしがたい強行軍の末にかつて世話になった頼れる仲間アーツさんと感動の再会。気づいたら大人になってて結構いい年だったことが判明して相手も戸惑っていたようだけどまあ種族コロコロ変わる事情の世界なので問題なく分かっていただけた模様。
「久しぶり、ずいぶん印象変わったな」
「そちらこそ胸しまってくださいよ」
「・・・」
感動の再会を果たしたのち、真世界を駆けずり回り。
しかし再開後のアーツ氏がシャレにならない強さで同じ時間を歩いてなおここまで開きが出るのかと複雑な思いも去来するものの、自分が過ごした時間の中に『カジノのスツールに座っていた時間』を差し引くと妥当な線にはなるんだろうなと思い至って全てを考えるのを止めようと思った次第。あと、胸はしまいました。
そんな訳で再会後はガチの攻勢型前衛がいるのに骸骨喚んで最前線に参加して殴る蹴るの暴行。
もうちょっと頭を使う攻勢を訓練していかないと後々苦労しそうではあるものの効率重視で突き進む次第。
なんたってこっちはまだ2章がはじまったばかり、アーツ氏は3章。
この開きが埋まらない限り敬称は外せまい。というわけで、これからもよろしくお願いします。
一方その頃同じ数少ないフレンドのマメさんは占い師として早速俺とアーツ氏を二頭立てのチャリオットのようにこき使っていたことは追記しておく。